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契約で損しない方法

プロジェクトがスタートしてからのクライアントとの交渉では、いかに事前に準備できたか?が大事!
交渉と契約は切っても切れない関係。契約の持つ意味の大きさを考えよう!

point

  • ・「交渉」と「契約」の言葉の意味を正しく理解しよう
  • ・契約内容に注意!
  • ・「What if?」発想でリスクを回避

「交渉」と「契約」の言葉の意味を正しく理解しよう

▼交渉とは
相手に自分の要求を通そうとするときに使う手段で、お互いに合意に達するために行うコミュニケーション、対話のこと。

▼契約とは
意思表示の合致 (合意) によって成立する法津行為のこと。

当たり前のことですが、「交渉」を経たあとに「契約」が取り交わされます。
ですが、フリーランスの人は「交渉」につまづき、自分の不利な形で契約を結んでしまうケースが跡を絶ちません。

契約内容に注意!

前述のとおり、仕事先との契約でフリーランス・フリーエンジニアがいつも損するように感じるのは、「不測の事態にどのように対処するかが決まっておらず、他の事情がエンジニアにしわ寄せされているのではないか」、「途中でやることがどんどん増えてしまうのではないか」、「良い環境が準備されていないのではないか」など、枚挙にいとまがありません。具体的なケースで言うと、元々はプログラミングコードを書いてテストを行うことまでが契約内容だったはずなのに、いつの間にか他メンバーの勤怠・モチベーション管理や書類のシュレッダーなどの雑用をやることになっている…といったケースは稀ではないようです。

もちろん、こういったケースに陥ってしまうことは経験の浅いフリーランスにはよくあることであり、経験にも左右されます。どんな問題が発生するか、やってみるまで想像がつかなかったり、想定できていても言い出せなかったり…。
問題を防ぐためには、契約を行う前の交渉のフェーズにおいて、事前のつめをどれだけ綿密に行うか、仕事についてどこまで細かく想定しておくか、が大切です。

「What if?」発想でリスクを回避

ヒントになるのは、NASA(アメリカ航空宇宙局)が宇宙開発に生かしている「What if?」という発想法です。
これは、こんな悪いことが起こるかもしれない、という項目を列挙して、対策を全部立てておく、というものです。

「What if?」発想でリスクを回避例えば、冷蔵庫から卵を出して目玉焼きを作る、というだけでも、「卵の賞味期限を切らしているかもしれない」、「冷蔵庫が壊れて腐っているかもしれない」、「割るのを失敗するかもしれない」、「フライパンを洗っていなかった」・・・ 切りがありませんが、たくさんの「もしも」が考えられます。
多くは日常生活では「そんなばかな」と笑って済ませられることですが、宇宙開発ではそうはいきません。何しろ、99.9999%の保証を受けた部品を揃えても、ロケットを組み立てる部品の数だけかけ合わせると、50%以下の確実性になってしまうのですから。


フリーランスのエンジニアが取り組むプロジェクトはまさにそれ。要素は多いし、1つ1つが100%近いの確実性というわけにはいきません。
いたるところに落とし穴があると言った方が早いでしょう。
何でも恐れるのではなく、「What if?」発想で先に対策を考えていくこと。
これがフリーランスエンジニアの交渉力にも役立つでしょう。前の契約時に作った「What if?」リストは次のタイミングには必ず良い結果を出してくれます。

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