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Bコラム〜ビジネスマン(技術者)への応援メッセージ〜

『プロ意識とIT技術者』

はじめに

様々な職業があり、技術も多彩で、多数の企業があります。
その中でIT技術者の場合、IT技術を利用した企業や社会システムの進展は顕著なので、いささかの油断や怠慢は、技術者として置き去りにされてしまう懸念があります。
どの様な職業でも技術でも、プロ意識の高い人ほど、自己に厳しく対峙しています。
プロ意識とIT技術者の関連は奥深く、大変化しつつある社会・経済システムに対応する基本を考えてみます。

プロの定義

素人とプロの差は、何だろうか?
今、話題の将棋(藤井聡太君)を例にすると、プロの読む手数や変化のパターンは、素人では及びもつかぬ真似ることが出来ない差があります。 IT関連では、トラブル発生時の対応は素人には全く歯が立ちません。そもそもプログラムやデータベースの基本も素人では理解されていないし、対応のしようがありません。
IT技術者は、間違いなくプロです。 プロのレベルには差もありますが・・・。
他の技術関連でも、素人とプロの差は歴然としています。
プロは、問題の本質(課題やトラブルなど)を即座に理解し、対応も素早く的確です。
言葉で云えば簡単なことですが、要するに、日頃の鍛錬、研究、実践を怠らずに専門分野を極めている人こそが、プロと呼ぶに相応しい。
1つの課題をプロとして対応する場合、時間的には素早く、費用面では廉価に、内容的にはモレがなく完璧ならば、他者からの評価も高まります。
何はともあれ、プロ意識を持っていることこそが、プロには大事な基本です。

付加価値を高める

プロとして、何らかの仕事をして報酬を得る。
IT技術者ならば、システムの要件を定義したり、設計したり、プログラムを作成する。
更には、テストを通じて運用面のことにも配慮して一連のシステムを仕上げる。
まさにプロの仕事です。 無論、利用者(顧客)の要望に沿って仕上げます。
その際、旧システムから新システムへのレベルアップでは、旧から新になった付加価値が、どれほどのことかが問われます。
どの様な仕事でも、付加価値の高さに意味合いがあります。
従来のシステムとか仕事をレベルアップする時、付加価値が必要なのです。
大幅に時間短縮が出来た、運営費用が半分になった、業務の対象範囲が3倍になったなど、プロの仕事には、付加価値を高めることが期待されています。
IT技術者の場合は、尚更のこと、プロの技術で付加価値を高めるのが基本です。

期待に応える

目前の明らかに「やるべき課題」が決まっていることに対応する。
これさえも、周囲(或いは委託者)の期待に応えるのは、簡単なことではありません。
又、専門分野のこととしても、期待に応えることは、中々、難しいことです。
時間の制約、費用面の限度、内容的なこと等を、クリアする必要があります。
しかし、本物のプロは外しません。きっちりと期待に応えます。だからプロなのです。
日頃の鍛錬がものを云うのです。プロの意識があるからこそ、技術を磨き続けるのです。
漠然とした課題にも大事なことを見抜き、しっかり対応し期待に応える。
場合によると、先を見越し先回りした準備をして対応するのです。まさにプロです。
自分自身のプロ意識がなせる技とも言えます。期待に応えることはプロの基本です。

IT技術の進歩は果てしなく

IT技術の進歩は、今更ですが、日進月歩です。
IT技術を利用したシステムやビジネスも活発ですし、一層の拡大が見込まれています。
次から次へと果てしない進歩が続き、プロ意識を持ち続けるのも容易なことではなく、又、意識だけでなくプロ技術を維持向上させるには、相応の努力や鍛錬が欠かせません。
しかし考え方次第では、有り難いことです。 相応の努力や鍛錬を継続出来る人は少なく、適者生存(プロ対応の出来る技術者だけが生き残る)の法則が活きるからです。
つまり意識を持ち続け、技術を維持向上させるならば、適者として生き残りは必定です。
このコラムの読者は幸いです。少なくともプロ意識の大切さを知ることが出来ました。
適者生存の法則も理解されました。
恐竜時代の世界で云われていることですが、強い者が生き残るのではなく、環境の状況変化に対応出来たものが生き残った。
IT技術者にとっては、まさに大変化中のIT技術の世界です。
単に技術レベルが高いとか、頭が賢いだけでなく、変化や進歩にも柔軟に対応する。
果てしない進歩にも、きっちり対応することは、プロの基本能力です。

斉藤 礼三郎

斉藤 礼三郎

コンピュータやネットワークに関わり半世紀近く。T自動車の情報部門にて、約20年間、DBやNWの企画・設計を担当した。その後、独立し名古屋にてシステム会社を20年ほど経営する。
現在は「PEーBANKのシニアアドバイザー」の立場で活動中。

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