これからのエンジニアの働きかた




これからのエンジニアには、
⾃分が本当にやりたいことをやってほしい。
私も同じような経験があります。 どのプロジェクトに参画しても居心地が良くない様子で短期での契約を繰り返していたエンジニアさんを、 ⼊社1年⽬にして担当させていただくことになったんです。
そこで、まずはエンジニアさんのことをちゃんと知ることが先決と考え、 毎週ランチをご一緒することにしました。 現場で何を感じていらっしゃるのか? エンジニアさんの率直な思いをちゃんと聞いてみることにしたんです。 フリーランスは、会社員のように同僚と一緒に飲みに行くなんてこともありませんから。 仕事のモヤモヤを発散できる話し相⼿になることも、私たち営業担当の⼤切な役割だと思うんです。
エンジニアさん⾃⾝も⾃分の不満の正体が具体的になんなのか、意外と分からないことも多いので、⼀緒に話していくなかで答えが⾒つかることもよくありますよね。
そうですね。 それから約2か⽉の時間をともに過ごすなかで、今までちゃんと⾒えていなかった「エンジニアさんが本当にやりたいこと」に気づかされたんです。 その上で、改めて案件を紹介させていただいたところ、かれこれ2年ほどでしょうか。 今でも本当に楽しそうに働きつづけてくれています。
正直、最初は「本心をくみ取るまで時間がかかりそうだな」という印象も受けていたんですけれど(笑)、これからもずっと⼀緒に歩いていきたいエンジニアさんの⼀⼈です。
私が印象に残っているエンジニアさんは、むしろその逆で、どこの現場でもそつなく器⽤にこなしてしまう⽅でした。 でも、「楽しんでいる」という感じではないように⾒えたんです。 そこで、その⽅の使⽤⾔語はJava だったのですが、あえてRuby の案件をすすめてみることにしました。
その⽅も当初は懐疑的だったのですが、「まあ、⼭下さんが⾔うなら」とやっていただけることになりまして。 すると後⽇、「⼭下さん、めちゃくちゃ楽しいです」とわざわざ連絡をくれたんです。 「楽しい」という⾔葉を初めて聞くことができた瞬間でした。
エンジニアさんのニーズに応えるだけではなく、エンジニアさん⾃⾝がまだ気づけていないような新しいニーズをつくりだす。 これもまた、私たち営業担当の腕の⾒せどころだと思います。

仕事だけではなく、
エンジニアとしての「⼈⽣」を全⼒で。
そういえば、私が担当していたエンジニアさんに、ご紹介した案件の現場で知りあった相⼿とご結婚された⽅もいらっしゃいますよ。
え、いいなあ!
(笑)
仕事以外のプライベートの部分まで関わりあえるのは光栄ですよね。 実際、そういった相談を受けることも多くないですか? たとえば、お⼦さんの受験相談とか、それこそ恋愛の相談とか(笑)。
ありますね。 私は以前に介護の経験があるので、エンジニアさんたちから「介護ってどうすればいいの?」と、よく相談を受けます。
私は逆に相談していますよ。 どうやったら結婚できますかって(笑)。
(笑)
実際、他社でも⼈材登録されている⽅から、「PE-BANK は距離感が近くて仕事以外の⼈⽣相談もしやすい」とよく⾔われます。 たしかに、ご飯を⾷べながらプライベートなお話をお聞きすることもありますし、業界的に⼥性が少ないので、⼥性のエンジニアさんたちと⼥⼦会を開催して絆を深めたりするなんてこともしています。
エンジニアさんと⻑くお付きあいさせていただいていると、こちらからどうしても無理をお願いしなければいけないときもあるので、そういった仕事を超えた信頼関係は⼤切ですよね。 「⼭下さんが⾔うならいいですよ」と⾔ってもらえると、本当に嬉しく思います。
私も「担当は上⽥さんじゃなきゃイヤだ」なんて⾔ってもらえたりすると、これまで⼀⽣懸命やってきてよかったなあって励まされます。 こちらからエンジニアさんたちの⼈⽣をお⽀えするだけではなく、エンジニアさんたちに私たちの⼈⽣も⽀えられているような。 持ちつ持たれつの関係ですよね。
たしかに、ビジネスライクな営利重視の関係ではないですね。 私も、⾃分が担当しているエンジニアさんを、他の営業担当に「本当にいい⼈なんだけど、なんかいい案件持ってない?」と紹介することもよくあります。 PE-BANK には、営業同士で業績を競い合いながらも、「エンジニアさんの人生にとって一番いいように」ということを考えられる文化が根付いていると感じます。
私もPE-BANK に⼊って驚かされたのが「なによりもエンジニアさんが喜んでくれることを⽬指す」という姿勢が徹底されていることでした。 PE-BANK だからこそ、営業担当として、エンジニアさんの仕事だけではなく、⼈⽣までを全⼒で⽀えることができていると思っています。

フリーになることだけが正解じゃない。
⾃分らしい⼀歩を⾃分の⾜で踏みだしてほしい。
IT フリーランスへの⼀歩を踏みだせない⽅たちには、まず気軽に相談しにきてほしいですね。 PE-BANK の営業担当は、IT フリーランスのさまざまなライフスタイルを誰よりも多く間近で⾒てきていますので。 ぜひ、情報収集の⼀環としてお越しください。
⾃分の周りの情報だけに縛られてしまうと、どうしても⾃由な判断ができなくなってしまいますからね。
逆に、インターネット上の情報は多すぎて、なにを信じていいのか分からなくなってしまう⾯もあります。 そもそも、個⼈個⼈によって⽬指したい価値観は違うわけですから、⾃分にぴったりの答えがネットに書いているはずがありません。 だから、まずはPE-BANK へ⾃分がやりたいことをすべてぶつけにきてほしいです。
その上で、フリーになるのはまだ早いんじゃないかなと思った⽅には、その旨を率直にお伝えするようにしています。 実際、最初にお会いしてから毎年のようにお話をして、5年後くらいにフリーになられた⽅もいますよ。
フリーランスへの道ありきではなく、そもそもなるべきなのかどうか。 そこから⼀緒に考えさせていただいて、最後の最後は⾃分⾃⾝で決めていただくようにしています。 やっぱり、⼈に背中を押されて踏みだした⼀歩と、⾃分⾃⾝で踏みだした⼀歩は、まったく違ってきますから。

⾃分として、⼈として
エンジニアの未来を⽬指して。
会社に雇われていれば安⼼という考えかたが通⽤しなくなった今、⾃分がどうなりたいかというビジョンがますます⼤切になってきました。 「会社にやれといわれたからやる」ではなく、「⾃分がやりたいからやる」という判断で進んでいける⼈が、⼤きく成⻑する時代だと思います。 だからこそ、エンジニアさんには、⾃分の⼈⽣を会社のせいにしてしまうことなく、⾃分が本当にやりたいことを⽬指して、⾃分らしく⽣きていってほしいです。
⾃分にしかできない働きかたをエンジニアが実現できる時代になったとも⾔えます。 たとえば、男性のエンジニアさんで、在宅案件を中⼼に⼿がけ、家事育児はすべて⾃分がやり、 奥さんは外で仕事をするというライフスタイルを実現されている⽅もいらっしゃいます。
これからの時代、働きかたがどんどん新しくなっていくなかで、どこかシステマチックでドライな印象を抱く⼈もいるかもしれませんが、 むしろ、とても⼈間らしい働きかたになっていくんじゃないかと思います。
なぜなら、IT フリーランスとして働いていくためには、その⼈⾃⾝の⼈間的な部分が問われるからです。 エンジニアとしてだけではなく、「⼈」としての魅⼒が⼤切になります。
「エンジニア」としてだけではなく、「⾃分」として、さらには「⼈」として、どう⽣きていくか。 どんなに枠組みやルールにとらわれない働きかたになっていくとはいえ、その中⼼には⼈間がいて、⼈間同⼠で⽀えあっているということを忘れてはいけないのだと思います。 だからこそ、私たちPE-BANKにお任せください。 ⾯倒⾒が良すぎる「ザ・⼈情!」みたいな会社ですので(笑)。
(笑)
私が担当したエンジニアさんで特に印象に残っているのが、アプリ開発に携わりたいけれど、その分野の実務経験がゼロという⽅でした。 経験者を優遇する案件が多いなかで、なかなかチャンスが巡ってこなかったんです。
ただ、その⽅とお話をすればするほど、こんなにやる気に満ちあふれている⼈がどうしてやれないのかと、なんだか腹が⽴ってきてしまって(笑)。 そこで、⾃作のアプリを持ってきていただき、アプリ開発企業の⾯談を⽚っぱしから⼀緒にまわったんです。 そしたら⾒事、契約を取ることができまして。 今では、誰もが名前を知っている企業のアプリ開発に携わっていらっしゃいます。
そのエンジニアさんにとって収⼊⾯で⼤きなステップアップになったことも嬉しいですが、⾃分が本当にやりたいことをやれるきっかけ作りをお手伝いできたのが、なによりも嬉しかったですね。