契約と手数料について
再委託では、フリーランスエンジニアが手数料(マージン率)を知ることができないことも。
エージェント会社では、取引先企業から開発業務の委託を受けた案件をフリーランスエンジニアに再委託することが多く、取引先企業からエージェント会社が総額いくらで委託を受けた案件であるのか、手数料(マージン率)がどれくらいなのかをフリーランスエンジニアが知ることはできないのが一般的です。
最近は、徐々に手数料(マージン率)を公開する企業も増えてきましたが、今でも公開していないエージェント会社もあり、不信感を抱いたことがある方も多いのではないでしょうか。
PE-BANKでは、設立以来フリーランスエンジニアから手数料(マージン)をいただいたことはございません。
それは、PE-BANKが30年以上にわたり、共同受注契約という形式をとっているからです。
共同受注契約なら分配率が明示されているため、フリーランスエンジニアの取り分が明確。

共同受注契約とは、取引先企業から受注した案件を、PE-BANKがフリーランスエンジニアに再委託するのではなく、取引先企業からPE-BANKとフリーランスエンジニアが共同で案件を受注する契約です。
共同受注契約では、取引先企業からの報酬は、PE-BANKとフリーランスエンジニアそれぞれに分配されます。その際、フリーランスエンジニアに対する分配率は92%、90%、88%の3パターンとなっており、案件の総額がいくらなのか、PE-BANKとフリーランスエンジニアの取り分がいくらずつなのかが明確です。
※分配率は報酬を受け取った回数によって変動します。
PE-BANKは、分配率をすべてオープンにしていることが特徴。
PE-BANKの共同受注契約では、報酬の分配率をこのように定めています。一般的なエージェント会社が、マージン率に応じて手数料を差し引く(その際、マージン率をフリーランスエンジニアに公開しないことも多い)のと異なり、PE-BANKでは、あらかじめ取り決めたうえで、フリーランスエンジニアにオープンにしている分配率に応じて報酬を分配します。
報酬受取回数 | フリーランスエンジニア 分配率 |
PE-BANK分配率 |
---|---|---|
1回~12回 | 88% | 12% |
13回~24回 | 90% | 10% |
25回~ | 92% | 8% |
この分配率に沿って、フリーランスエンジニアの報酬額を計算するとこうなります。
お支払金額計算方法
契約金額 × エンジニアへの分配率 ×(1+現行消費税率)
計算例
取引先企業からの報酬額が70万円で報酬受取回数が1回目の場合
70万円×88%×1.10=677,600円
このように、PE-BANKは、報酬をすべてオープンにしていることが特徴です。
当社に限らず、フリーランスエンジニアがエージェント会社を利用するときには、必ず報酬の仕組みがどれだけオープンになっているか確認し、信頼できる会社とお付き合いすることをお勧めします。