システムエンジニアが取得しておきたい資格とは?勉強方法も解説 | フリーランスの案件・求人はPE-BANK

フリーランスの案件・求人TOP ITエンジニア独立ガイド スキル・テクニック システムエンジニアが取得しておきたい資格とは?勉強方法も解説

ITエンジニア将来

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

更新日:

システムエンジニアとしてのキャリアを積み重ね、自身の専門性をさらに深めていく上で、資格はその能力の証明として大きな価値を持ちます。特定の資格が必須とされるわけではないものの、資格を持っていることはスキルの証明となり、キャリアアップしていく上でのメリットが多くあります。

本記事では、システムエンジニアが取得しておきたい資格と、メリット、取得するための勉強方法などを解説します。

システムエンジニアは資格がなくてもなれる

システムエンジニアが取得しておきたい資格とは?勉強方法も解説

システムエンジニア(SE)は、クライアントの事業や業務に合わせたコンピューターシステムを設計・開発する役割です。主な仕事の流れは、顧客の要望を理解する要求分析から始まり、要件定義、基本設計、詳細設計、テストと続きます。最終的にはプログラマーと協力してプロジェクトを進行・管理する場合もあります。

システムエンジニアになるために特別な資格は必須ではありません。重要なのは、必要な技術力や経験を持っているかどうかです。ただし、資格が完全に無関係というわけではなく、特定の資格が求められるポジションやプロジェクトも存在します。資格を取得することには、技術力の証明、キャリアアップ、給与アップなどのメリットがあるため、キャリアをさらに発展させたい場合には、資格取得に挑戦するのもひとつの手段といえます。

システムエンジニアが資格を取得するメリット

システムエンジニアになるために資格は必須ではありませんが、それでも資格を保有することにメリットはあります。ここでは、大きく4つのメリットを紹介します。

スキルを客観的に証明できる

システムエンジニアにとって、資格はコンピューターの基礎やシステム開発工程、プログラミング言語などの知識があることを客観的に証明するものです。

特に基本情報技術者試験などの国家資格は、未経験者や経験が少ない人にとって、自身のスキルを示す有力な手段となります。資格を取得することにより、自分の技術レベルを明確に示すことができ、職場や転職市場においても選考過程で有利に働くことが期待できます。

キャリアアップにつながる

システムエンジニアとしてキャリアアップを図る上で、資格は非常に重要な役割を担います。資格を持っていることで、自分が持っている専門的な技術力や知識を客観的に証明でき、これが結果的に社内外からの信頼性を高めることになります。それによってより高度な仕事を任される機会が増え、結果としてキャリアアップにつながるのです。

また、資格取得のための学習を通じて、日常業務ではふれることのない幅広い知識を習得できます。新たな知識は、業務の効率化や新しいシステム開発への貢献に役立ち、自身の価値を高めることにもつながります。

独立してフリーランスとして働ける

フリーランスエンジニアとして成功するためには、案件獲得が重要な要素のひとつです。資格は、その過程で大きな役割を果たします。特に、フリーランスとして最初の案件を獲得する際には、技術や知識を客観的に証明できる資格がクライアントの安心感に直結します。

また、資格取得には計画的な学習と実践的な経験が必要であり、これらを通じて自己管理能力や学習に対する姿勢を示すことも可能です。これらの能力は、フリーランスに重要な資質の証明になり、案件獲得の際に大きなアドバンテージとなるでしょう。

資格手当がもらえる

多くの企業では資格を持つ従業員に対して資格手当を支給しています。これは、技術者のスキルアップを促進し、企業の技術力向上につなげるためです。

その背景には企業が技術者のスキルに対する課題を抱えていることがあります。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の「技術者とスキル標準」によると、人材に対する要求として一番多く課題に挙がっているのが技術者のスキルでした。

人材に対する要求

人材に対する要求

参照元:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)「技術者とスキル標準

資格手当が支給されることは、このスキル不足の問題を解決する手段として、企業が資格取得を重要視していることの表れといえるでしょう。

システムエンジニアが取得したい資格

システムエンジニアに役立つ関連資格はさまざまありますが、ここでは代表的なものを紹介します。企業が実施しているものから国家資格になっているものまで、さまざまな資格があるので、ご自身のスキルに合った資格を選んで取得しましょう。

基本情報技術者試験、応用情報技術者試験

基本情報技術者試験と応用情報技術者試験は、経済産業省が認定し、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する国家試験です。

基本情報技術者試験は、ITの基礎知識、システム開発、マネジメントなど幅広い領域をカバーしており、Javaなどのプログラミングに関する問題も出題されます。応用情報技術者試験はより高度なスキルを証明する試験で、テクノロジ、マネジメント、ストラテジの3系統の知識が問われます。いずれも、IT専門家としての深い理解とスキルを示す重要なものとされていて、知名度の高い試験です。

基本情報技術者試験と応用情報技術者試験が取得できたら、さらに高度な知識・技能を示す高度情報処理技術者試験に挑戦することをおすすめします。高度情報処理技術者試験は、以下で紹介するシステムアーキテクト試験、ネットワークスペシャリスト試験以外に、ITストラテジスト試験、プロジェクトマネージャ試験、データベーススペシャリスト試験、エンベデッドシステムスペシャリスト試験、ITサービスマネージャ試験、システム監査技術者試験があります。難易度が高い試験となりますが、取得することで、特定の分野における専門知識・技能を証明できるでしょう。

システムアーキテクト試験

システムアーキテクト試験も、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する国家試験のひとつで、高度なITスキルと専門知識を持つエンジニアを認定します。

この試験では、情報システムや組み込みシステムのアーキテクチャー設計や、システム開発を主導するエンジニアが対象です。情報システムと組み込みシステムに関する専門的知識を求める問題が、出題されます。

システムアーキテクトの役割は、システム全体の設計を行い、プロジェクトを技術的にリードすることにあり、この試験では高度な専門知識と経験が必要とされます。資格取得によって、その専門性が認められるとともに、キャリアアップにも大きく貢献するでしょう。

ネットワークスペシャリスト試験

ネットワークスペシャリスト試験は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する国家試験であり、ネットワークシステムの構築や運用に関わるエンジニアにとって重要な資格です。この試験は、ネットワークシステムにおける要件定義、開発、運用、保守など、幅広い知識を認定します。

この資格を保有することで、ネットワーク分野の高度IT社会を実現するために必要な専門知識を有していると証明できます。

ORACLE MASTER(オラクルマスター)

ORACLE MASTER(オラクルマスター)は、世界的に認知されているオラクルデータベースに関する専門知識を証明するための民間資格です。この資格はデータベース管理(DBA)とSQLの知識を対象としています。また、DBAはBronze、Silver、Goldといった難易度別の段階に分かれています。

オラクルデータベースは日本国内でのトップシェアを誇り、オラクルマスターを取得することで、データアナリストとして必要な実践的なスキルと知識を証明可能です。

マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)

マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト(MOS)は、WordやExcelなどマイクロソフトの製品スキルを証明する公式の民間資格です。一般事務や営業職など、さまざまな場面で役立ちます。例えば、事務として会議の議事録を作成する際や、営業職としてプレゼンテーション資料を作成する際に、WordやExcel、PowerPointのスキルが活かされます。

Office系アプリケーションはエンジニア以外のビジネスパーソンの多くが活用している点が特徴的です。これらのアプリケーションに精通しておくことで、周囲のビジネスパーソンの困りごとを解消できるようになるでしょう。

Cisco(シスコ)認定

Cisco(シスコ)認定は、世界最大級のネットワーク機器企業、Cisco Systemsによって提供される民間資格です。

この認定は、エントリーレベルからアーキテクトレベルまでの6段階に分類されており、ネットワークエンジニアやインフラエンジニアを目指す人には欠かせないスキルを証明するものです。特に、エキスパート(CCIE)レベルの資格は、ネットワークエンジニアリングの分野で最難関のレベルとされています。試験カテゴリーは多岐にわたり、専門性に応じて試験を受けることが可能です。

資格の勉強方法

実際に資格の勉強を始めたい場合、どういった選択肢があるのでしょうか。ある程度の費用がかかる資格から、手軽に始められる資格まで、以下で紹介します。

スクールを受講する

スクールでの学習は、効率的に資格を取得する方法のひとつです。整備されたカリキュラムと学習計画により、独学が難しい方も効率的に学びやすくなります。また、スクールの環境は、質問や疑問点を直接講師に相談できることや、同じ目標を持つ仲間との学習ができることなど、学習者にとって多くの利点があります。

ただし、スクール受講には受講料という形で一定の費用が必要となることに考慮が必要です。スクールによっては高額な受講料が必要になる場合もあるため、自身の経済状況と相談しながら検討することが重要です。それでも、投資としての受講料が学習意欲を高め、結果としてより一層の努力と成果につながる可能性もあります。

スクール選びでは、費用だけでなく、提供されるカリキュラムの内容、講師の質、過去の合格実績なども比較検討することが肝心です。資格取得に向けて効率的かつ確実に学習を進めたい場合、スクールでの学習はその目標を実現するための強力な手段のひとつとなるでしょう。

独学で学ぶ

システムエンジニアの資格取得を目指すにあたって、さまざまな参考書や問題集を利用しての独学も効果的な方法のひとつです。特に書籍の場合は、スクールに通うよりも低コストで学べるというメリットがあります。また、インターネット上には、独学で資格を取得した人の体験談が多数公開されており、勉強方法や参考になった書籍についての情報が得られるため、参考になるでしょう。

プログラミングスキルの習得には、実際にコードを書いて学ぶ実践的なアプローチが重要です。多くの統合開発環境(IDE)が無料で提供されており、これらを利用することで、効率的に学習環境を構築することが可能です。IDEは、コードの記述やデバッグ、テストなどを一元的に行えるツールであり、学習効率を飛躍的に向上させることができます。

特に、過去問を解くことは、試験の傾向と対策を把握する上で極めて重要です。実際の試験形式に慣れることで、試験時のパフォーマンス向上にもつながります。

また、オンラインフォーラムやコミュニティに参加することで、疑問点を解消したり、同じ目標を持つ仲間と情報交換を行ったりすることも、モチベーション維持に役立ちます。状況に合わせて適切な方法を選び、学習を進めましょう。

資格以外に就職・転職で求められるスキル

システムエンジニアにとって資格の取得は就職・転職で有利に働きますが、それだけでは不十分です。最後に、資格以外にもシステムエンジニアが身につけておきたいスキルを紹介します。

問題解決力

システムエンジニアにとって、問題解決力は技術的なスキルや知識と並んで最も重要な能力のひとつです。情報システムの設計や開発は、クライアントが抱える具体的な課題や問題を解決することを目的としています。その過程で、システムエンジニアはクライアントからの要件を正確に理解し、それをもとに最適なシステムを設計・提案する役割を担います。このとき、技術的な実装能力だけでなく、問題の根本原因を見抜き、適切な解決策を導き出す問題解決力が求められるのです。

問題解決力を磨くには、実際に多様なプロジェクトに携わり、さまざまな課題に直面してそれらを解決していく経験が欠かせません。問題解決力はエンジニアだけでなく、あらゆるビジネスパーソンにとって必要なスキルであり、多岐にわたる業務への応用が期待されます。そのため、問題解決力を磨くことは、システムエンジニアとしての成長はもちろんのこと、将来的にリーダーシップを発揮するための基盤となります。

コミュニケーション力

システムエンジニアにとってコミュニケーション力は、技術スキルと同様に重要な能力のひとつです。多くはPC作業が中心というイメージがありますが、実際の業務ではチームメンバーや顧客とのやりとりが頻繁にあり、プロジェクトの成功にはスムーズなコミュニケーションが不可欠です。

要件定義やシステム設計の段階では、顧客のニーズを正確に捉え、それをシステム仕様に反映させる作業が行われます。このとき、顧客とのコミュニケーションが不十分だと、システムが顧客の期待を満たさない結果になるリスクがあります。

さらに、キャリアアップしてチームリーダーやPM(プロジェクトマネージャー)の役割を担う場合、プロジェクトの目標設定から進捗管理、品質管理、リスク管理まで、プロジェクト全体を見渡し、適切にガイドするためには、各ステークホルダーとの効果的なコミュニケーションがより重要となるでしょう。

学習能力

システムエンジニアとしてのキャリアを継続するには、学習能力が必要です。業界やシステムの仕様の変化は非常に早く、それに対応するためには、常に新しい知識やスキルを学び続けることが必要となります。システムやアプリケーションの設計と開発では、プログラミングだけでなく、データベース管理、ネットワーク設計、セキュリティ、クラウドコンピューティングなど、幅広い知識が要求されます。

学習を継続することで、システムエンジニアは技術の進歩に適応し、時代の要求に応えることができるようになるでしょう。

システムエンジニア資格を取得してフリーランスで働こう

システムエンジニアとして働く上で資格は必須ではありませんが、キャリアアップや収入アップといったさまざまなメリットにつながります。資格は、SEの専門知識と技能を客観的に証明する手段として広く認知されており、キャリアアップや収入アップに直結する可能性があります。

さらに実績と組み合わせてアピールできれば、独立してフリーランスとして働ける可能性も大いにあるでしょう。フリーランスには、収入面だけでなく組織内の人間関係に悩まされることなく、自由に仕事ができるという大きな魅力もあります。システムエンジニアとしてのキャリアを考える上で、一度フリーランスとして働くこともご検討してみてはいかがでしょうか。

「PE-BANK」は、フリーランスをサポートするエージェントとして、本来の仕事に注力できるよう、案件の提案から事務作業まで一括して請け負います。フリーランスシステムエンジニアという働き方に興味がある方は、PE-BANKにご相談ください。

関連記事

TOP

案件情報一覧へ 【無料】60秒で会員登録する