まずは副業としてのフリーランス!会社を辞めずに低リスクで始める起業術
あなたは今、フリーランスになろうと思い、退職を考えていますか。
しかしすぐに退職し、フリーランスになることのリスクは、当然ながらゼロではありません。そのため一旦副業という形で働きながら、本格的な起業家フリーランスを目指していくほうが、失敗が少ないと言えるでしょう。もちろん2つの仕事を並行するため、精神力や体力は必要ですが、大きな失敗を避けることはできます。
ここでは、いきなり会社員からフリーランスに変わってしまうリスクと、どのように時間を捻出するかといった起業までの方法についてご説明していきます。
フリーランスになるためにいきなり退職してしまうことのリスク
まずは、いきなり退職してしまうことのリスクについてご説明していきましょう。
いきなり退職してしまうリスクその1――収入がゼロになる
もちろん仕事を辞めるため、継続的な収入がなくなってしまうことは避けられません。退職金は一時的なもので、すぐに底をついてしまいます。継続的な収入を維持できなくなってしまうと、精神的なダメージも大きく、仕事がはかどらなくなるということも考えると、かなりリスクが高いと言えます。
いきなり退職してしまうリスクその2――何かと支出が増える
会社からの給与振込がまだであったり、有給消化などで収入がある日が少し続いたりするので、仕事を辞めた直後こそ生活に困ることはないかもしれませんが、それからしばらくすると大変になってきます。住民税や国民健康保険料の通知書などが届き、次第に生活が苦しくなってくることに気づくからです(これらは前年の所得によって決定されるので、会社時代にしっかり稼いでいた場合はそれをベースに計算され、かなりの支出になります)。
また、会社員だからこそもらえていた住宅手当、交通費など、いつもは気にしていなかったものにもお金がかかってくることに気づき、想定していたよりも支出が増えるということがあります。

副業として始め、徐々にフリーランスへの道を考えていくメリット
逆に副業として始めると様々なメリットがあります。
それを確認していきましょう。
▼フリーランスになるには?未経験からの始め方、必要な手続き

副業として始めるメリットその1――失敗のリスクが小さい
実際、新しい事業で収入がほとんどなかったとしても、正社員の収入があれば食いつないでいくことはできます。もちろん、毎月固定給をもらうには責任が伴い、一定以上の労働力を提供しなければいけませんが、社会的、精神的に落ち着いた環境のもとで、自分がフリーランスとしてうまくいきそうかどうかということをじっくり確認できるという点で、良いでしょう。
もしも自分に、あまりにもフリーランスとしてのセンスがないと感じたならば、正社員としてまた働けばいいだけです。むしろ、それを確認できたことによって、今まで以上に会社勤めの方に本腰も入るはずです。
副業として始めるメリットその2――クライアントの信頼を得ることに集中できる
どれだけ才能やセンスがあっても、フリーランスになった途端に仕事が回ってくる、ということはまずありません。少しずつ信頼を獲得しながら、自分の名前を売っていく期間はどうしても必要です。副業ならば収入のことを心配せず、その期間にしっかりと自分を売り込むことができます。
副業として始めるメリットその3――余裕があるからしっかり仕事を選べる
いきなりフリーランスになってしまった時は、とにかく仕事を取ることを優先してしまい、あまりあなたに合っていない案件でも、仕方なく取ってしまうようなことがあります。そしてそれが癖になり、そのまま良くない関係を続けてしまうという場合もあります。最初から妥協しすぎることなく、ある程度の報酬をもらえる仕事をしっかり取るためにも、後ろ盾として会社があれば、強く交渉に臨めます。

副業として続けていくための具体的なアクション
もちろん会社の仕事は楽ではありません。
責任も重いです。そうした中で副業を行うというのはかなり難しいことと言えるでしょう。
そのための時間の捻出方法を3つご紹介します。
副業の時間を捻出するための方法その1――朝の時間を有効に使う
近年では「朝活」などといった言葉が流行り、朝に活動をしている人の中に成功者が多いということも言われていますね。やはり、頭が一番シャキッとしていて集中力が高まった状態で物事に取り組めるのは朝です。また朝ならば、あまりメールも来ず、比較的、面白いテレビなどもないので、あなたを誘惑するものもありません。つまり朝の時間をうまく使えるようになれば、副業は成功すると言えるでしょう。そのためには、早めに寝ることが重要になってきます。
副業の時間を捻出するための方法その2――週末午前中のカフェを利用する
もちろん週末は、副業のための時間になってきます。自宅ではなかなか集中できないこともあると思います。そこでおすすめなのが週末、午前中のカフェです。週末の昼間や平日の夜などは、カフェがとても混雑していて、なかなか集中して仕事ができません。午前中、とくに8時から11時頃までの3時間が一番空いているので、その時間帯に集中して仕事をするように工夫すると良いでしょう。
副業の時間を捻出するための方法その3――隙間時間を利用する
時々訪れる隙間時間の活用も考えましょう。通勤時間中の電車の中などは一瞬とは言え、それが毎日となると、かなりの時間になっています。その隙間時間に作業できるよう、あらかじめ、すぐに取りかかれるタスクをスマホや手帳などにリストアップしておけば、それほど労力もかかりません。いわば、取りかかるのが一番大変であり、その作業自体にはあまり問題がないのが隙間時間。本業のいい気分転換になったりすることもあります。

よくある質問(FAQ)
いきなりフリーランスとして独立するのはリスクが大きいと感じる方に向けて、副業からスタートする方法についてよくある質問にお答えします。
副業フリーランスを始めるにあたって、最初に何をすべきですか?
まず、現在の勤務先の就業規則で副業が許可されているかを確認してください。これが最も重要な第一歩です。その上で、自分のスキルで受けられる案件の種類や相場を調査しましょう。
クラウドソーシングに登録して小さな案件から始めるのがリスクの低いアプローチです。週末や平日の夜にこなせる規模の案件を選び、無理のない範囲で経験を積んでいきましょう。副業での実績ができれば、本格的に独立する際の大きな武器になります。
副業の収入がいくらを超えたら確定申告が必要ですか?
副業による所得(収入から経費を引いた金額)が年間20万円を超えた場合、確定申告が必要になります。20万円以下であっても住民税の申告は必要ですので注意してください。
確定申告に慣れていない場合は、会計ソフト(freee、マネーフォワード等)を活用すると手続きがスムーズです。副業の段階から確定申告を経験しておくことで、将来本格的にフリーランスになった際にも慌てずに対応できるようになります。
副業からフリーランスに切り替えるタイミングの見極め方は?
切り替えの目安は、副業の月収が会社員の手取り月収の50〜70%以上になり、継続的な案件獲得の見通しが立った段階です。また、「このスキルなら独立しても食べていける」という手応えと、最低6ヶ月分の生活防衛資金が確保できていることも判断材料になります。
数字的な基準だけでなく、フリーランスとしての働き方が自分に合っているかどうか、副業を通じて確認できていることも重要です。焦らず、十分な手応えを感じてから独立することで、後悔のないキャリア選択ができます。
まとめ
以上、今回は、会社員の人が副業という形でフリーランスの仕事をしながら、次第にフリーランスを本業にしていくということについてご説明してきました。
会社員としての仕事があまりにも大変な場合は、正社員ではなく派遣社員という形へ一度シフトしてみるのも方法の一つです。正社員の場合は、残業なども断りづらい時がありますが、派遣社員ならば、そういう意味での責任はある程度軽くなります。
大切なのは、会社帰りの夜には、副業の仕事を行わないことです。そうしていると本業の疲労などから副業に集中できず、将来的に、フリーランスになれる可能性は小さくなってしまいます。
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