ITエンジニアとは?種類や未経験からなるための方法、年収について徹底解説! | ITフリーランスエンジニアの案件・求人はPE-BANK

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ITエンジニアノウハウ

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ITエンジニアは、IT化がますます進む現代において、ニーズが高まり続ける注目の仕事です。ITエンジニアへの転職を考えている方や興味がある方も多いと思いますが、その一方で未経験から目指す方法がわからないという声も聞かれます。

そこでこのガイドでは、ITエンジニアとは具体的にどのような種類があるのか、ITエンジニアになるには何から始めれば良いかについて解説します。活躍するために必要なスキルや能力も紹介しますので、ITエンジニアを目指す方は参考にしてみてください。

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ITエンジニアとは


「ITエンジニア」とはIT技術者を総称した言葉で、コンピューター関連に特化した技術者を指します。一口にITエンジニアといっても、専門とする領域によって、以下のように職種は細かく分類されています。

● システムエンジニア(SE)
● プログラマー
● 社内SE(社内システム企画)
● Webエンジニア
● プロジェクトマネージャー
● システムコンサルタント
● ネットワークエンジニア
● サーバーエンジニア
● セキュリティエンジニア
● データベースエンジニア
● セールスエンジニア

職種によって求められる知識やスキルが異なるほか、難易度や年収などの面でも大きく違ってきます。

ITエンジニアの大まかな仕事内容

ITエンジニアが関わるシステム開発の工程は、基本的に以下のような流れになっています。

1. 要求分析
2. 要件定義
3. 基本設計
4. 詳細設計
5. 実装(プログラミング)
6. テスト
7. 保守運用

ITエンジニアのなかでも職種は細分化されており、メインで担当する工程もそれぞれ異なります。例えば、プログラマーは要件定義や設計は担当せず実装のみを担当する役割、システムエンジニアは要求分析から保守運用まで全体を通して関わるなどです。

ITエンジニアの種類と年収一覧

ITエンジニアのなかから、いくつかの職種とその仕事内容、年収について紹介します。

プログラマー

プログラマーは、プログラミング言語を用いてシステムを実装する職業です。システムエンジニアと混同されることもありますが、システムエンジニアが要件定義や設計などを行なうのに対し、プログラマーはプログラムの製造(プログラミング)を専門的に担います。

必要となるプログラミング言語は現場によってさまざまで、Java、JavaScript、Perl、PHP、Objective-Cなど、多くの種類の言語があります。

プログラマーの平均年収は、およそ437万円となっています(求人ボックス調べ)。

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プログラマーとは?システムエンジニアとの違いや仕事内容、年収、おすすめの資格について解説

システムエンジニア(SE)

システムエンジニアは、エンジニアとしてシステム開発全般に関わります。開発対象となるシステムは、一般のユーザーが利用する銀行ATMなどに入っているシステムのようなものから、企業内で業務に使用するシステムまでさまざまです。

システムエンジニアの役割は、クライアントの要求分析からシステムの設計・開発・テストまで幅広く、プロジェクト計画や管理なども担当します。製造工程におけるプログラミングはプログラマーに任せることが多いですが、中小企業など人数の少ないプロジェクトではシステムエンジニアがプログラミングまで担当することもあります。

システムエンジニアの平均年収は、およそ508万円となっています(求人ボックス調べ)。

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SE(システムエンジニア)とは?SEの仕事内容やなり方、必要資格を解説

Webエンジニア

Webエンジニアとは、ECサイトやWebサイトなどの開発を行なうエンジニアです。システムエンジニアの一種で、要求分析や要件定義、設計から開発全般を担いますが、取り扱うシステムはWebサイトやWebアプリケーションなど、Web関連に特化したものとなります。

Webエンジニアが構築するシステムは、ユーザーが直接触れる「フロントエンド」と呼ばれる部分と、その裏側で動く仕組みである「バックエンド」と呼ばれる部分で成り立っています。フロントエンドとバックエンドのどちらかを専門としているエンジニアが多く、両方の技術を持っているエンジニアはより重宝されます。

Webエンジニアの平均年収は、およそ597万円となっています(求人ボックス調べ)。

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Webエンジニアとは?将来性や年収、未経験から転職するための方法について

インフラエンジニア

インフラエンジニアとは、システムが動作する基盤となるインフラ(サーバーやネットワークなど)の運用・保守を担当するエンジニアです。

専門ごとに以下のように分類されています。

・データベースエンジニア
・サーバーエンジニア
・ネットワークエンジニア
・セキュリティエンジニア

インフラエンジニアは、その専門領域において、通常のシステムエンジニアではカバーしきれない高いレベルの技術や知識を持って、開発に携わります。そのため未経験からインフラエンジニアを目指すというよりは、システムエンジニアとしてキャリアを積んだのちに、キャリアアップ先として同職種を目指すケースが多くなっています。

インフラエンジニアの平均年収は、およそ547万円となっています(求人ボックス調べ)。

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インフラエンジニアとは?仕事内容や必要なスキル、向いている人、年収について完全ガイド

セールスエンジニア

セールスエンジニアとは営業職に近いエンジニアで、システム開発に関する知識・技術をもって営業をサポートする職種です。企画や商談の場面でクライアント先に出向き、商談内で出る技術的な質問に答えたりするほか、開発中にもクライアントと開発現場との橋渡し的な役割を担ったりします。

多くの場合は通常の営業担当とともに行動し、契約に関する話は営業が、技術的な話はセールスエンジニアが担当するというように役割分担しています。

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セールスエンジニアとは?年収や未経験からの転職方法・業務内容・スキルについて解説

ITエンジニアに必要な能力・スキル一覧


ITエンジニアに必要な能力・スキルについて紹介します。

プログラミングスキル

ITエンジニアにもさまざまな種類がありますが、いずれも技術職であるため、プログラミングスキルがあることは基本となります。実装を担当するのはおもにプログラマーで、エンジニアがプログラミングすることは少ないのですが、システム開発における上流工程を担当するためにも、コードを理解することは必須です。

すべての言語に精通する必要はありませんが、自分が担当するシステムで使用されているプログラミング言語は、ある程度読めることが必要でしょう。

コミュニケーション能力

エンジニアには、コミュニケーション能力の高さが意外なほど求められます。
システム開発では、クライアントとのやり取りが頻繁に発生します。システム開発中に大きな手戻りが発生しないようにするためにも、開発初期から細かい部分を含めてやり取りを積み重ねていくことが必要です。

また、システム開発はチームを組んで進めていくため、プロジェクト成功にはチームメンバーとの円滑なコミュニケーションも重要となります。

マネジメント能力・スキル

エンジニアは開発チームをまとめる役割も担うため、マネジメント能力やスキルが必要となります。

プロジェクト成功の鍵は、計画とその進捗管理にあります。メンバーの適性を見極めた人員配置、状況把握と必要に応じた計画変更や判断力、チームメンバーのケアに至るまで、現場ではさまざまな能力が求められるでしょう。

文章作成能力・スキル

文章作成能力もエンジニアの必須スキルの一つです。
システム開発中は、チャットやメールなどによるやりとりが頻繁に発生します。そのため、誰にでも理解できるわかりやすい文章をできるだけ短時間で作成する必要があります。

また会議や打ち合わせも多いため、議事録を作成する機会も多々ありますし、設計書作成でも文章を扱います。読み手に誤解を与えず、要点を押さえた文章を作成するスキルは重要となるでしょう。

ITエンジニアに向いている人3つの特徴

ITエンジニアに向いている人に見られる、3つの特徴について解説します。

最新のITトレンドに敏感な人

最新のITトレンドに対して興味がある人はエンジニアに向いています。IT技術は常に進歩しており、エンジニアは常に勉強していくことが大切です。業界の動向を含め、トレンドを追い続ける姿勢は、エンジニアとしての大きな強みとなるでしょう。

ITやプログラミングに興味がある人

IT分野やプログラミングに対して興味を持っている人も、エンジニアに向いているといえます。プログラミングなどに興味・関心があることは、その仕事を続けるために必要な性質です。

コミュニケーション能力に自信を持っている人

ITエンジニアは、システムに関する知識と同じくらいコミュニケーション能力が重要となる職業です。そのため、コミュニケーション能力に自信がある人はエンジニアとして適性があるといえます。

実際、技術力が高いだけのエンジニアが集まっても現場の仕事はスムーズに回りません。コミュニケーションを円滑に築ける人材は、プロジェクト内でも重宝されるでしょう。

未経験からITエンジニアになるための3つの方法

次に、ITエンジニアになるための方法について解説します。

独学でプログラミングスキルを身に付けて売り込む

プログラミングスキルは独学でも身に付けることが可能です。今は自宅のパソコン内にシステム開発環境を作ることも可能で、特別な場所でなくてもプログラミング学習が容易にできるようになりました。本業の仕事の合間に時間を作って勉強することも可能でしょう。

もし自作のシステムやアプリケーションを開発できるようであれば、それをもとに企業へ売り込むことで、転職の成功率も上がります。

スクール・職業訓練校に通ってスキルを身に付ける

独学では難しいという人は、プログラミングスクールや職業訓練校に通ってITスキルを身に付ける方法もあります。メンターや講師に質問もでき、わからないことをスムーズに解決しやすい環境が整っています。

最近は自宅にいながら、チャットやZoomなどを使って随時サポートしてくれるなど、オンライン完結で学習できるスクールも多くあります。

転職エージェントなどを使ってIT企業へ転職する

独学やプログラミングスクールで知識やスキルを身に付けたあとは、転職エージェントなどを使うとIT企業への転職がスムーズになります。

転職エージェントではさまざまな求人案件を取り扱っており、転職希望者のプロフィールによって最適な案件を提案してくれます。なかには未経験者が応募できる案件もあるため、新たにITエンジニアを目指すという方にとっては狙い目となるでしょう。

まとめ

ITエンジニアには、専門とする領域によってさまざまな職種があります。さまざまなシステム開発を担うシステムエンジニアや、Webに特化したWebエンジニア、専門知識を持ったインフラエンジニアや、営業職に近いセールスエンジニアなど、職種によってその仕事内容はまったく異なってきます。

システム開発に関する知識以外にも、コミュニケーション能力やマネジメント能力など、求められるスキルは意外に幅広く、技術力が高ければ現場で活躍できるとは限らないのが共通の特徴といえるでしょう。

とはいえ、未経験からITエンジニアへの転職を考えるのであれば、プログラミングスキルは必須です。まずは、必要に応じてスクールやエージェントなども活用しつつ、技術を身に付けながら目指してみてください。

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