「フリーランスSEになりたい」という声がよく聞かれます。
確かに、フリーランスは収入が不安定といった面もありますが、今は大手の会社に勤めたからといって数十年先も安心という時代ではなくなってきています。それならば、高収入で働き方も自由なフリーランスとして活躍したいと望むのも当然のことです。
ここでは、フリーランスSEになるメリットとデメリットについて考察していきます。
フリーランスSEになるメリット
まずはメリット面から見ていくことにしましょう。
フリーランスSEになるメリットその1――時間とお金が増える
会社員の給与が大きく上がる機会はそれほど多くはありません。もちろん、出世できればいいのですが、その決定権は会社にありますから、自分で簡単にコントロールできることではありませんよね。
しかしながら、フリーランスのSEとなった場合は、自分でコントロールできる範囲がかなり広がります。実際、会社員よりも給与が増えたという人が多いと言えるでしょう。逆に、あえて給与を減らして自由な時間を増やす、という選択もできるのです。
フリーランスSEになるメリットその2――事業を無制限に広げられる
お金を増やしながらどんどん投資に回し、さらに稼いでいくこともフリーランスならば自由。企業は多くが副業禁止ですが、契約先に迷惑をかけなければ、複数の仕事ができます。プログラミングだけでなくライティングの仕事をしてみたり、デザインの仕事などを受けてみたりして、収入源をさらに広げていくことも可能です。
フリーランスSEになるメリットその3――単価や仕事内容、勤務地を選べる
会社員でしたら、基本的に誰かが受注した仕事をこなしていくだけです。また、突然の転勤でまったく見知らぬ土地で生活を送ることもあります。
フリーランスならば、仕事も勤務地もすべて自分で選べます。田舎に住んで安い住居費でやりくりするのも、あるいは都心でバリバリと働くのも自由です。
フリーランスSEになるメリットその4――生きるのに必要な知識が増え、行動力が活発になる
もしかすると、フリーランスになる最大のメリットは、「主体的に社会を歩んでいくことができる」という点なのかもしれません。例えば、英語を勉強して海外に仕事を広げていくこともできますし、しっかり確定申告の勉強をして節税をしていくこともできます。
今ではオンラインサポートなど、さまざま知識を学ぶ機会はたくさん提供されているので、環境的にそういった勉強が難しいということもありません。PE-BANKでは、登録しているフリーランスの方々に資格取得の支援や、セミナー割引、IT書籍購入割引など、充実の教育サポートを提供していますので、ぜひご利用ください。

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フリーランスSEになるデメリット
もちろん、フリーランスSEになったからといって、いいことばかりではなくデメリットもあります。
フリーランスSEになるデメリットその1――スキルアップなどの伴う支払いが自費
会社員であれば、スキルアップの講習などは交通費まですべて負担してもらえるケースもありますが、フリーランスの場合は自分で払わなければいけません。
ただし、これは一概にデメリットとは言えません。メリットのところでも述べましたが、自分のお金でスキルアップしていくことは、主体的に社会を歩んでいくという意味でもあるからです。それに、会社がお金を払ってくれると言っても、そのスキルを身につけたくないという場合もあります。だとすると、サービスなどを利用して割引特典を受けながら、自由に勉強したいことを勉強できる方が嬉しいと思う人も多いのではないでしょうか。
「ただより高いものはない」と言います。人にもよりますが、そういったスキルアップのために自費を払わなければいけないというのは、一概にデメリットとは言えないでしょう。
フリーランスSEになるデメリットその2――仕事が不安定
仕事を受注することも、フリーランスの仕事です。どうしても収入が不安定になってしまう点は否めませんし、なかなか仕事が取れず孤独感にさいなまれてしまうようなこともあります。
しかし、フリーランスエージェントなどに依頼すれば収入は安定してきます。怠惰に走らなければ、スキルを持っている方は、仕事がなくなってしまうということはかなり少ないと言えるでしょう。
まとめ
以上、フリーランスSEになるメリットとデメリットをご紹介しました。
何より社会を積極的に切り開いて生きるフリーランスは、ただ与えられた仕事をこなすのではないという点で、かなりやりがいを感じることができます。自分から仕事を進んでこなせる自信があるならば、そしてシステムエンジニアとしてのキャリアがあるならば、フリーランスを目指してみてはいかがでしょうか?