【目的別】おすすめプログラミング資格一覧!難易度と勉強法も解説 | ITフリーランスエンジニアの案件・求人はPE-BANK

フリーランスの案件・求人TOP ITエンジニア独立ガイド スキル・テクニック 【目的別】おすすめプログラミング資格一覧!難易度と勉強法も解説
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

更新日:

【目的別】おすすめプログラミング資格一覧!難易度と勉強法も解説

未経験からIT業界を目指す人や、エンジニアとしてスキルアップしたい人にとって、「プログラミング資格を取るべきかどうか」は、よくある悩みのひとつです。現場では「資格より実務経験」が重視される傾向はあるものの、資格はスキルを客観的に証明し、転職やキャリアアップにおいて大きな武器となることも事実です。


本記事では、プログラミング資格の必要性や、目的別のおすすめ資格のほか、資格取得を検討する際に知っておきたい情報を解説します。

案件のご紹介やキャリアプランのご相談も受付中

簡単60秒 無料エントリー
目次
・エンジニアに資格は必要?
・エンジニアが資格を取得するメリット
・資格には国家資格・ベンダー資格・民間資格がある
・初心者・未経験者におすすめの入門資格
・キャリアアップにつながるおすすめ資格
・資格取得で理想のキャリアを掴むための第一歩

エンジニアに資格は必要?

「エンジニアになるために資格は必要なのか?」という問いに対しては、「必須ではないが、取得するメリットは大きい」というのが結論です。現場の声としては、「資格よりも実務経験が大切」とされることが多く、実際に資格がなくても優秀なエンジニアとして活躍している人は少なくありません。

しかし、特に未経験からIT業界へ転職を目指す場合や、スキルを客観的に証明する必要がある場面では、資格が非常に強力な武器となります。書類選考で目にとまりやすくなったり、学習意欲の高さを示せたりといったメリットがあり、特に20代やキャリアチェンジを図る層にとっては有利に働きます。

エンジニアが資格を取得するメリット

ここでは、エンジニアにとっての資格のメリットをより具体的に見ていきましょう。

スキルを証明し、体系的な知識が身につく

資格を取得する最大のメリットは、自分のスキルを客観的に証明できることです。特に未経験者の場合、「技術がある」と言葉で主張しても、企業側が判断するのは難しい部分もあります。資格は、一定の知識と技術を持っていることを示す公式な証明手段であり、ポートフォリオと組み合わせることでアピールの説得力が大きく高まります。

さらに、資格試験に向けた学習を通じて、これまで断片的だった知識を体系的に整理できるという点も大きなメリットです。特定の技術や概念を深く理解することで、学習の効率が高まり、実務での応用力にもつながります。

就職・転職活動やキャリアアップで有利に働く

資格を取得することには、就職や転職の場面で他の候補者と差別化できるというメリットもあります。
履歴書や職務経歴書に記載すれば、書類選考で目に留まりやすくなり、面接でも自己PRの材料として活用できるでしょう。特に、資格取得までにどんな努力をしたのか、どのように知識を業務に活かしているのかといったエピソードは、面接官に強い印象を与える要素になります。

さらに、企業によっては資格手当や報奨金などのインセンティブ制度が用意されていることもあり、こうした実務面でのメリットも見逃せません。昇進や昇格の条件に資格取得が含まれている場合も多く、長期的には年収アップや希望するポジションへのステップアップにも直結します。

資格には国家資格・ベンダー資格・民間資格がある

プログラミングに関連する資格には、大きく分けて「国家資格」「ベンダー資格」「民間資格」の3種類があります。それぞれ実施団体や目的が異なり、資格の信頼性や実務への関連度にも違いがあります。自分の目的やキャリアプランに合った資格を選ぶことで、学習の効果を高め、キャリア形成においても有利に働くでしょう。

■プログラミングに関する資格の種類

資格の種類 実施団体 主な資格
国家資格 国(独立行政法人情報処理推進機構(IPA)) ITパスポート、基本情報技術者試験、応用情報技術者試験
ベンダー資格 Oracle、Cisco Systems(シスコシステムズ)、マイクロソフトなど Oracle Java認定、CCNA、Azure Fundamentals
民間資格 民間団体・教育機関 PHP技術者認定試験、Pythonエンジニア認定試験

国家資格は、国が認定する公的な試験であり、信頼性が高く業界内外で広く認知されています。IT全般にわたる基礎力や応用力を評価され、就職・転職・昇進の場面で有利に働くことも少なくありません。

ベンダー資格は、特定のIT企業が自社製品やサービスの技術スキルを認定するもので、実務に直結した専門性の高さが特徴です。現場でその製品を扱う場合、即戦力の証明として評価されやすくなります。

民間資格は、IT教育に特化した企業や団体が実施しており、特定分野にフォーカスしている点が強みです。比較的取得しやすく、実務経験が少ない人でも挑戦しやすいため、特定スキルの補強や学習のモチベーション維持に向いています。

初心者・未経験者におすすめの入門資格

プログラミングをこれから学び始める初心者や、未経験からIT業界への転職を目指す方にとって、いきなり難易度の高い資格に挑戦するのは、現実的ではありません。まずは、ITやプログラミングの基本的な知識を身につけることが重要です。

ここでは、入門者でも取り組みやすく、かつキャリアの基礎固めにも役立つ2つの資格を紹介します。どちらも国家資格であり、信頼性が高く、多くの企業でも認知されています。

ITの基礎知識を証明:「ITパスポート」

ITパスポートは、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する国家資格で、ITに関する基礎知識を広く問う内容です。IT業界で働くエンジニアだけでなく、ITを活用するすべてのビジネスパーソンを対象としている点が特徴です。

ITの専門用語、情報セキュリティ、ネットワーク、システム開発に加え、経営戦略やマネジメント、コンプライアンスといったビジネス知識まで幅広く出題されるため、総合的なITリテラシーを養うのに最適な資格といえます。

未経験からIT業界にチャレンジしたい人や、非IT職からエンジニアへの転職を目指す人、あるいは学生のうちからITの素養を身につけたい人にとって、最初のステップとして非常に有効な資格です。

すべてのITエンジニアの登竜門:「基本情報技術者試験」

基本情報技術者試験は、ITエンジニアとしてのキャリアをスタートするための基礎知識とスキルを問う国家資格です。こちらもIPAが実施しており、多くのIT企業で取得が推奨されている、いわばエンジニアの登竜門といえる試験です。

試験内容は、コンピューターの構成、アルゴリズム、ネットワーク、データベース、情報セキュリティ、開発手法など、実際のシステム開発や運用に必要な知識を幅広くカバーしています。また、プログラミングに関する出題もあるため、コーディングの基礎力を測る上でも有効です。

プログラミング学習をある程度進めた人や、ITパスポート取得後に次のステップへ進みたい人にとって、キャリアアップの土台を築くための最適な資格といえるでしょう。

キャリアアップにつながるおすすめ資格

キャリアアップを目指すなら、資格は心強い味方となってくれます。まずは「応用情報技術者試験」でキャリア形成の土台を築き、その後は「マネジメント系資格」か「テクニカルスペシャリスト系資格」のどちらかを選び、自分の進みたい方向に応じてステップアップしていくことが重要です。

ここからは、キャリア形成の土台となる応用情報技術者試験のほか、マネジメント志向とテクニカルスペシャリスト志向それぞれの分野でキャリアアップにつながる代表的な資格を紹介します。

なお、近年は、「AWS認定資格+PMP®」「Python+データ分析+AI資格」のように、異なる分野の資格を組み合わせてスキルの幅を広げる戦略が注目されています。こうした資格の掛け合わせによって専門性と希少性を兼ね備えたスキルセットにつながり、フリーランスとしても企業内で強みを持つ人材として活躍できるようになるでしょう。

IT全般・マネジメント:IT戦略まで見据える「応用情報技術者試験」

応用情報技術者試験は、テクノロジ、マネジメント、ストラテジなどのIT全般に関する幅広い知識を体系的に証明できる国家資格です。単独で業務を遂行できるエンジニアであることを証明し、ITコンサルタントやPM(プロジェクトマネージャー)への道を拓く基礎となります。合格により、プロジェクトマネージャ試験や情報処理安全確保支援士試験のスキルレベル4の高度試験の午前Iが2年間免除されるという特典もあります。

リーダー職・PM志向の国内資格:プロジェクトマネージャ試験(PM)

プロジェクトマネージャ試験は、日本のビジネス文化に即した実践的なマネジメント力を証明する国家資格です。チームのマネジメント能力を客観的に示すことができ、昇進や管理職への登用にも有利に働きます。

リーダー職・PM志向の国際資格:PMP®(Project Management Professional)

PMP®(Project Management Professional)は、国際的なプロジェクトマネジメント資格で、外資系企業やグローバル案件で高く評価される資格です。年収アップや海外での活躍を目指す方にとっては、非常に有効な資格です。

クラウド分野:AWS認定資格

AWS認定資格は、インフラ設計・運用のスキルを証明するベンダー資格で、クラウドエンジニアにとってはほぼ必須の資格です。Microsoft AzureやGoogle Cloud Platform(GCP)と組み合わせることで、マルチクラウド対応人材としての価値も高まります。

こちらもチェック:

AWSエンジニアの需要と将来性は?求められるスキルも解説

インフラ基盤:LPIC(Linux Professional Institute Certification)

LPIC(Linux Professional Institute Certification)は、Linux環境の構築・運用スキルを段階的に証明できる国際資格です。サーバー運用に携わるエンジニアにとって、Linuxの知識は不可欠であり、LPICの保有は実務能力の裏付けになります。

AI・データサイエンス:Python 3 エンジニア認定基礎試験

Python 3 エンジニア認定試験は、AI開発やデータ分析分野で活用されるPythonの基礎スキルを証明する民間資格です。基礎試験とデータ分析試験の2段階があり、スキルレベルに応じてステップアップできる点も魅力です。

こちらもチェック:

Pythonエンジニアとは?仕事内容・未経験からの就業に必要なことを解説

セキュリティ分野:情報処理安全確保支援士

情報処理安全確保支援士は、情報セキュリティの設計・運用・監査・インシデント対応の能力を証明できる国家資格です。企業や官公庁のプロジェクトで求められることも多く、セキュリティ手当の支給対象になる場合もあります。

ITサービス運用:ITIL® 4 Foundation

ITIL® 4 Foundationは、ITサービス運用に関する国際的なベストプラクティスを学べる資格です。安定したサービス提供を支える視点を身につけることができ、運用設計・改善フェーズで活躍の場を広げたいエンジニアに適しています。

資格取得で理想のキャリアを掴むための第一歩

プログラミング資格は、キャリア形成において大きな武器となる存在です。エンジニアの現場では実務経験が重視される傾向はありますが、資格によって得られる体系的な知識や、スキルの客観的な証明は、就職・転職活動、さらには独立を視野に入れたキャリアアップにおいて強力な後押しとなります。

また、資格取得は単なる知識の習得にとどまらず、フリーランスとしての信頼性や市場価値を高めるうえでも有効です。特に、独立後は自分自身が「商品」として評価されるため、資格があることはクライアントへの説得力を増す材料になります。

IT分野に特化したフリーランスエージェント「PE-BANK」では、フリーランスエンジニアが本来の業務に集中できるよう、案件の紹介から契約・事務処理までを一貫してサポート。さらに、スキルアップやキャリア設計に関する相談にも対応しており、長期的に安心して働ける環境づくりにも力を入れています。

自由な働き方を続けながら将来に備えたい方は、ぜひ一度PE-BANKにご相談ください。資格という武器を活かし、自分らしいキャリアを切り拓いていきましょう。

フリーランスの案件・求人はPE-BANK

案件のご紹介やキャリアプランのご相談も受付中

簡単60秒 無料エントリー
このカテゴリの記事一覧へ すべての記事一覧へ

この記事をシェア

関連記事

フロントエンドエンジニアに役立つ資格とは?スキルセットも紹介
システムエンジニアが取得しておきたい資格とは?勉強方法も解説
契約や税金面などの悩み・・・フリーランスが相談できる支援先
インフラエンジニアの平均年収はどれくらい?年収アップの方法を解説
Java Goldはどんな資格?難易度や試験内容、勉強のポイントを紹介
データサイエンティストの年収はいくら?年収を上げる方法も解説

TOP

案件情報一覧へ 【無料】60秒で会員登録する