フリーランスエンジニアの平均年収はどのくらい?必要なスキルも紹介 | ITフリーランスエンジニアの案件・求人はPE-BANK

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エンジニアとしてスキルアップしたら、会社員ではなくフリーランスとして活躍したいと意識することもあるでしょう。

職場や業務時間が自由な反面、実力によって年収が大きく変わるので、しっかり調べてからフリーランスになりたいところです。

そこで今回は、フリーランスエンジニアの平均年収について解説します。さらに年収アップに必要なスキルも紹介しているので、ぜひ最後までお読みください。

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フリーランスエンジニアの平均年収

フリーランスエンジニア向けのエージェントに寄せられる求人情報によると、フリーランスエンジニアの平均年収は、792万円ほどとみられます(2020年6月現在)。ちなみにPE-BNAKでは、平均年収847万円(関東エリアの場合)となっています。
しかし、当然エンジニア全員がこの年収に該当するわけではなく、案件や業種、年代などによっても変わります。そこでまずは、さまざまなデータからフリーランスエンジニアの年収を見ていきましょう。
エンジニアを目指す方はぜひ参考にしてください。

年代別年収

フリーランスエンジニアの年収を年代別で見ると、20代が約700万円、30代で約800万円、40代が約860万円、50代で約630万円となり、40代で最も年収が高くなることがわかります(2018年調べ)。

また、30代以下でも1,000万円以上を稼ぐフリーランスもいるため、若くても実力次第では高収入を得ることが可能です。

フリーランスは企業に属しているわけではないので、年功序列がなく、実力がそのまま収入に比例します。つまり、スキルを磨けばそれだけ高収入になるのです。

業種別年収

次に、業種や職種別の平均年収の一例を紹介します。
各データは2020年3月調べのフリーランスエンジニア向けのエージェントに寄せられる求人情報より参照しています。

開発系・Web系エンジニア

スマートフォンアプリを開発するWebアプリケーションエンジニアの平均年収は792万円、WebサイトまわりのデザインやUIを整えるフロントエンド・マークアップエンジニアは720万円、ゲームプログラマーが最も高い792万円となっています。

インフラ・データベース系エンジニア

インフラ環境をクラウドサービス上に構築するクラウドエンジニア、AIなどのデータから必要な情報を抜き出し、業務改善などに利用するデータアナリストが平均年収816万円と最も高くなっています。

言語別年収

続いて習得している言語別の平均年収(年収中央値)を紹介します。未経験からエンジニアを目指す方のなかには、どの言語を学習するべきか悩んでいる方も多いと思いますので、以下の内容を参考にしてみてるのもいいでしょう(2018年調べ)。

1位 Go(Golang) 600万円
数ある言語のなかで、最も平均年収が高いのは「Go」の600万円となっています。Goは、2009年に「Google」によって開発された言語です。多くのエンジニアが習得したい言語として人気を集めています。

2位 Scala 600万円
Scalaの平均年収も600万円。Scalaは、オブジェクト指向と関数言語を組み合わせた比較的新しい種類の言語です。まだ日本では馴染みが薄く、需要はあるものの技術者が少ないため、年収が高くなっています。

3位 Python 575万円
Pythonの平均年収は575万円。AIなどの機械学習に必要なほか、非常に汎用性の高い言語なので、高収入につながりやすくなっています。

もちろん、これらのデータはニーズ、需要と供給のバランスによって変化します。特に、IT業界は変化が激しいので、急速に状況が移り変わることもあることをご留意ください。

フリーランスエンジニアの平均単価

続いて、フリーランスエンジニアの平均単価について見ていきましょう。

言語別単価

フリーランスエンジニアの単価は、扱う言語によって異なります(2020年調べ)。
例えば、先ほど紹介したPythonの平均単価は78万円。Web関連の代表的な言語であるPHPやJavaScriptは73万円となっています。

さらに、Googleによって発表されたGo言語は82万円と高額です。これはGo言語自体がまだ新しく、競合するエンジニアが少ないために高単価になっていることが伺えます。

このことから、フリーランスは年齢によって収入が決まらないものの、色々なスキルを積み上げるほど収入が安定するといえるでしょう。

工程別単価

続いて、工程別の平均単価の一例を見ていきましょう(2020年調べ)。
開発プロジェクトの上流工程で活躍するITコンサルタントは79万円、プロジェクトマネージャー(PM)は75万円。
上流工程に対し、下流工程で携わるプログラマー69万円、テストエンジニア56万円となっています。

上記のことから、上流工程での仕事に携わるほど単価アップが見込まれるのがわかります。フリーランスエンジニアとして年収を上げたい場合は、多くの経験を積んでキャリアアップすることが必要になってくるでしょう。

フリーランスエンジニアで年収をアップするには

フリーランスエンジニアで年収を上げようと思ったら、さまざまな努力や工夫が必要です。では、フリーランスエンジニとして年収をアップさせるためには、どのようなことを意識すれば良いのでしょうか。

営業スキルを身につける

フリーランスは自分で仕事を取らないと収入にならないため、営業力は必須のスキルです。エンジニアとして国内トップクラスの実力があったとしても、仕事自体がなければまったく意味がありません。常に安定して仕事を見つけられる営業力が必須といえます。
営業して仕事を獲る自信がない、あるいは営業自体が煩わしい場合は、エージェント会社に営業をお願いするのも一つの方法です。特に、既存の案件を進めながら次の案件を探すのは、時間・労力的に相当の負荷がかかりますので、エージェントに営業を一任するのは賢い戦略だといえます。

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営業代行

信頼を得る

仕事を任せてもらうためには、クライアントからの信頼を獲得することが何よりも重要です。そのため、取引先からの連絡には丁寧に対応する、ニーズに寄り添った提案を積極的に行なうなど仕事の結果だけではなく、プロセスも大事にしましょう。

また、こちらもクライアントを信頼し、良好な関係を構築することで末永く付き合える関係になります。

仕事の取捨選択

フリーランスになると、仕事を選ぶ必要も出てきます。企業に属するわけではないので、多くの仕事を受けることもできますが、割に合わない仕事であれば断ることも大事です。

いくら報酬が良くても、内容が複雑だったり、あまりにも時間がかかりそうなものだったりすると割に合いません。効率良く進められる仕事を選ぶことが、フリーランスエンジニアとして年収をアップさせる一つの方法となります。

継続的に学習する

エンジニアに求められるスキルは常に変化しています。そのため、日々新しい技術を習得する姿勢が大切です。
意識してスキルを更新していかないと。ニーズに応えることが難しくなり、市場価値も低下してしまいます。
日々の学習こそが年収や単価を上げることを忘れないようにしましょう。

自己管理

フリーランスは体調を崩して仕事ができないと、収入が激減し、最悪の場合0になる可能性もあります。そのため、体調や自己管理には人一倍気を配る必要があるのです。
毎日の食生活や睡眠、運動習慣などを見直して健康的な生活を意識しましょう。

まとめ

フリーランスエンジニアの年収は、実施する案件、スキルなどによって幅があります。当然スキルが高ければ、単価は上がりますし、能力が低いと思われると単価も下がってしまうでしょう。

レベルの高いエンジニアになれば、若くても年収1,000万円を超える可能性もあります。つまり、フリーランスエンジニアは自身の努力や仕事の取り方次第で、年齢に関係なく高収入を目指せるチャンスがあるのです。

とはいえ、持続して高額報酬の案件を受けるには、能力以外にも信頼関係や営業力などが求められます。フリーランスエンジニアを視野に入れている方は、プログラミングのスキルだけではなく、どのように仕事を取ってくるのかなど経営面のスキルも意識しましょう。

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