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Bコラム〜ビジネスマン（技術者）への応援メッセージ〜
志（こころざし：こうなりたい）を明確にする
はじめに
初めてのコラム発信です。
縁あって読んで頂きますが、何かの参考になれば幸いです。
小生は、４０数年前からコンピュータやネットワークの仕事に関わって来ました。
Ｔ自動車でデータベースの構築やネットワーク設計に従事したのち、２０数年前に独立。システム会社を２０年間経営した後、企業合併を経て、第一線はリタイアしましたが、縁あって「ＩＴアドバイザー」として、中部地域にて活動しています。
『Ｂコラム』の意図することは、ビジネスマン（技術者）向けの応援メッセージを発信し、「ＢＯＹ’Ｓ ＢＥ ＡＭＢＩＴＩＯＵＳ（少年よ大志を抱け）」をサポートしたいと考えています。しかし、Ａランクのコラム発信はおこがましいと考え、「Ｂコラム」と命名しました。
日進月歩の目まぐるしい技術の進化、又、社会経済のグローバル化は拡大の一途です。過去を顧みながら、現在をよく見つめ、将来を展望し、応援コラムを発信いたします。ビジネスマン＆技術者の方の成長につながるメッセージを発信する「Ｂコラム」です。
目標に向かって実績を積み重ねることが重要
「ＢＯＹ’Ｓ ＢＥ ＡＭＢＩＴＩＯＵＳ」は有名な言葉ですが、ビジネスマンとなり数年も経つと、いつの間にか夢や目標を見失い、日常の慌ただしさに追われる日々で精一杯というのが普通の人の相場ではないでしょうか？
決してダメだという訳ではありません。毎日を精一杯の活動で過ごすことは基本です。しかし、いくつになっても「少年が大志を抱く」と同様に、夢や目標のある方が良い。つまり２０代なりの、３０代だから、４０代こその、５０代でも、夢と目標は必要なのです。
夢とか目標を言い換えると、「こうしたい、こうなりたい」を明確にすることです。仕事だけでなく、技術、資産形成や趣味、人脈、スポーツや体力、健康、旅行などなど。要するに、１度の人生劇場の中で、主役は自分自身であることを自覚することなのです。同時に、脚本家であり演出家も兼ねています。今からの人生を、どう演じますか？
神様や超能力者ではない、普通のビジネスマンが望む「こうなりたい」ですから、一朝一夕に成就するはずはありません。毎日の中で、今週・今月の活動が、１年の実績を積み重ねることが、驚く結果を生みます。間違いなく継続は力なりです。継続する力は、重要な能力の１つです。
「こうなりたい」の明文化があなたの未来を築く一歩
ハッキリ云います。
格差社会は、これから更に拡大します。民主主義や自由主義経済は、競争主義です。
既に、国家レベルで見ると大変な格差を生じています。
日本国内においても様々な格差はあって、格差が縮小する気配はありません。
結果だけを見ると格差なのですが、結果に至るまでの道程で、「こうなりたい」を明確にして行動した人と、無頓着に過ごしてきた人との差が、結果の格差なのです。
過去を書き換えることは出来ません。現在の置かれている立場を劇的に変えることは、そう簡単なことではありません。
しかし、未来は今日から築くことが出来ます。１年後の自分や、３年後、５年後を想像して見て下さい。
確実なのは、歳を取ること。
どの様な仕事をしていたいですか？
年収を上げるため、どうすれば良いでしょうか？
趣味を楽しむには、何に取り組みますか？
健康維持のための生活習慣は、何が大事？
家族や友人との交流に留意することは何でしょうか？
資産を増やし豊かな生活をする工夫はありますか？
他にも、意識して「こうなりたい」を考えて、自分の方針を明確にすることです。
出来れば明文化して、頭の中の意識は、ぐるぐるとループしない方が良い。
この「Ｂコラム」を見ている個人事業主の方ならば、尚更「こうなりたい」を明確にする必要があると思います。
注意するべきは、自分の出来る範囲や資金、時間を考慮すること。他者の支援を前提にした「こうなりたい」は、無理を生みトラブル発生につながります。
大きな流れで考えると、自分の「こうなりたい」を明確にすることは、少なくとも、「こうなりたい」方向に向かうことです。１００％達成は至難でも、６０％とか７０％以上の「こうなりたい」は実現出来ます。
社会人・ビジネスマン・技術者として、１人前に仕事している人への「Ｂコラム」ですが、各人の経歴や置かれている立場は様々です。無論、「こうなりたい」も多様でしょう。それでも「こうなりたい」を明確にする意義は共通しています。
「ＢＯＹ’Ｓ ＢＥ ＡＭＢＩＴＩＯＵＳ」は、男女の区別や年令に関係なく、大切なキーワードだと確信しています。つまりは成長するための、魔法の言葉なのです。
今更ですが、２１世紀に入り１６年も経過しました。米国の９．１１テロで文明は衝突し、インターネットの爆発的な成長でアラブの春が起こり、社会経済は大変化が進行中です。強大な経済力を背景にした中国の台頭や、アメリカの次期大統領の行方も気がかりです。日本でも、国の借金が１０００兆円を超え、超少子高齢化の悪影響も懸念されます。
大変化とは「大きく変わる時代」のことです。もっともっと加速するに違いありません。しかし歴史的に見ると、まだ序の口です、明治維新や大平洋戦争敗戦の時に比べると。
ビジネスマン（技術者）にとって大切なことは、「こうなりたい」を明確にし、方針を決め、毎日の仕事や生活の中で行動を積み重ねることです。継続することです。
「Ｂコラム」読者の皆さんの夢や目標（こうなりたい）が達成されます様に！！！
斉藤 礼三郎
コンピュータやネットワークに関わり半世紀近く。Ｔ自動車の情報部門にて、約２０年間、ＤＢやＮＷの企画・設計を担当した。その後、独立し名古屋にてシステム会社を２０年ほど経営する。
現在は「ＰＥーＢＡＮＫのシニアアドバイザー」の立場で活動中。
