Salesforceの使い方を初心者向けに解説!用語と基本操作から活用方法まで
「Salesforceを使うように言われたが、どの機能から覚えればよいかわからない」
「入力作業だけが増えて業務の役に立っている気がしない…」
Salesforceを日々の業務に活かす方法がわからず、お悩みではないでしょうか。
Salesforceは、顧客管理や営業活動の効率化を支援するツールです。
しかし、基本的な操作や用語を理解しないまま使い始めると、入力作業だけが増えてしまい、かえって業務が滞ってしまうケースも少なくありません。
本記事では、Salesforceの基本的な使い方、用語の意味、学習方法や定着のコツまでわかりやすく解説します。
本記事を参考に基本操作や活用方法を理解すれば、日々の業務で迷わずSalesforceを使えるようになります。
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Salesforceの基本的な使い方
Salesforceは多機能なツールですが、最初からすべての機能を覚える必要はありません。
まずは顧客情報の管理から始め、商談管理や活動記録、レポート作成へと順番に活用範囲を広げていきましょう。
1.顧客情報を登録・更新する
Salesforceの基本的な使い方は、取引先や取引先責任者、リードなどの顧客情報をSalesforce上に登録・更新することから始まります。
登録する情報には、会社名や担当者名、連絡先などの基本情報を入力し、顧客データを最新の状態に保ちましょう。
顧客情報を一元管理することで、必要な情報をすぐに確認できるほか、営業担当者間の引き継ぎや部門間の情報共有が円滑になります。
2.商談や案件の進捗を管理する
顧客情報を登録したら、次は商談や案件の進捗を管理します。
Salesforceでは、商談ごとに受注予定日や見込み金額などを登録し、営業活動を可視化できます。
商談ステージを更新することで、「提案中」「見積提出済み」「契約交渉中」といった進捗をチーム全体で共有できるため、状況確認やフォローがしやすくなります。
また、受注見込みを把握しやすくなり、売上予測や営業計画の精度向上にも役立ちます。
3.日々の営業活動を記録する
商談を進める際に、日々の営業活動も記録していきましょう。
Salesforceでは、訪問や電話、メール、オンライン商談などの活動内容を商談や顧客情報に紐づけて記録できます。
活動履歴を時系列で残すことで、これまでの対応状況や顧客とのやり取りをすぐに確認できます。
また、次回のアクションやToDoも管理できるため、対応漏れや重複対応を防ぎながら計画的に営業活動を進めることが可能です。
4.レポート・ダッシュボードで成果を振り返る
営業活動を記録した後は、レポートやダッシュボードで成果を振り返りましょう。
Salesforceでは、蓄積した商談や営業活動のデータをもとに、商談件数や受注率、売上実績などをレポートやグラフで可視化できます。
データを一覧で確認することで、営業目標の達成状況や成果を把握しやすくなるほか、成果が出ている施策や改善すべき課題も見つけやすくなります。
分析結果を今後の営業活動に活かしていけば、売上向上や営業プロセスの改善にもつなげられるでしょう。
Salesforceをマーケティング・サポート部門で活用するための使い方

Salesforceは営業部門だけでなく、マーケティングやカスタマーサポートなど幅広い部門で活用できます。
部門ごとの業務に合わせて機能を活用していけば、会社全体の顧客対応の品質向上や業務効率化につながります。
マーケティング施策を自動化する
Salesforceでは、見込み顧客の獲得から育成までのマーケティング業務を効率化できます。
Marketing Cloud Account Engagementなどを利用すれば、メール配信、資料請求後のフォローメール、スコアリングなどの自動化が可能です。
また、顧客の行動履歴をもとに最適なタイミングでアプローチできるため、営業担当者へ見込み顧客を引き渡しやすくなります。
顧客対応を効率化する
カスタマーサポート部門では、Service Cloudを活用して電話やメール、チャットなど複数チャネルからの問い合わせを一元管理できます。
問い合わせは「ケース」という対応案件として管理されるため、対応状況や担当者、過去のやり取りをチーム全体で共有しながら対応を進められます。
また、過去の対応履歴やFAQをまとめた「ナレッジ」を検索できるため、回答までの時間を短縮できるほか、回答品質のばらつきの防止も可能です。
対応状況をチーム全体で共有できるため、担当者が不在でもスムーズに引き継ぎができるほか、属人化を防ぎながら顧客満足度の向上につなげられます。
業務アプリを開発する
Salesforceでは、自社の業務に合わせたアプリの開発も可能です。
Salesforceに搭載されているノーコード・ローコード機能を利用すれば、プログラミング経験が少なくても、申請フォームや承認フロー、案件管理アプリなどを作成できます。
また、開発や動作確認は、本番環境に影響を与えないDeveloper Editionで安全に行えます。
自社の課題に合わせたアプリを内製できれば、外部委託のコストを抑えながら業務効率化を進められるでしょう。
Salesforceの使い方を理解するために覚えておきたい用語

Salesforceには、リードやオブジェクト、レコードといった用語が数多く登場します。
基本的な用語の意味を先に押さえておけば、操作で迷うことも少なくなり、Salesforceをスムーズに使いこなせるようになります。
リード
リードとは、将来的に顧客になる可能性がある見込み顧客のことです。
展示会や資料請求などで獲得した顧客情報はSalesforceに登録し、営業活動を通じて商談化を目指していきます。
商談につながったリードは、取引先や取引先責任者、商談へ変換して管理します。
オブジェクト
オブジェクトとは、Salesforce上でデータを管理するための箱のような機能です。
取引先や商談、リード、取引先責任者などは、それぞれ別のオブジェクトとして管理されています。
目的に応じたオブジェクトへ情報を登録することで、顧客情報や営業活動を整理しながら管理できます。
レコード
Salesforceで新しく顧客や商談を登録すると、1件ごとのデータがレコードとしてオブジェクトに保存されます。
たとえば、1社分の取引先情報や1件分の商談情報がひとつのレコードです。
Salesforceでは、レコードごとに日々情報を登録・更新しながら業務を進めていきます。
項目
レコードの中には、会社名や電話番号といった属性を入力する項目があります。
必要な情報を項目ごとに入力し、顧客情報を整理して管理できます。
また、必要に応じて独自の項目を追加することもできるため、自社の業務に合わせたデータ管理が可能です。
レポート
レポートは、Salesforceに蓄積されたデータを集計・分析する際に活用する機能です。
商談件数や受注率、売上実績といった営業活動の実績を集計し、現状を分析しましょう。
作成したレポートはダッシュボードに表示できるため、売上や商談状況などの重要な指標をグラフで視覚的に把握することもできます。
キャンペーン
キャンペーンとは、展示会やセミナー、メール配信などのマーケティング施策を管理する機能です。
キャンペーンごとに獲得したリードや商談、売上を紐づけて管理できるため、マーケティング施策ごとの成果を把握できます。
費用対効果の高い施策を見極められるため、今後のマーケティング活動の改善に活用できます。
ロール
ロールは組織内の役職や役割に応じて、Salesforce内で閲覧できるデータの範囲を制御する仕組みのことです。
営業部長や営業マネージャー、営業職の一般社員といった役職を設定することで、社員ごとに閲覧できるデータの範囲や集計の対象を管理できます。
組織体制に合わせてロールを設定すれば、適切な情報共有や権限管理を行えます。
Chatter
Chatter(チャター)とは、Salesforce内で業務連絡や情報共有をメンバー同士で行える機能のことです。
Chatterを使えば取引先や商談に関する情報へコメントを投稿したり、担当者をメンションしたりして案件ごとにやり取りを残せます。
上長からのアドバイスを受けたり、他部署と連携したりしやすくなるため、対応のスピード向上にもつながります。
Salesforceの使い方を学ぶ方法
書籍や学習サービス、Salesforceが提供する無料の学習コンテンツなどを使い、基礎から実践まで段階的に学習を進めましょう。
書籍や講座で体系的な知識を得る
Salesforceを初めて学ぶ場合は、書籍やオンライン講座を活用して基礎知識を身につけましょう。
画面の見方や基本用語、主要機能などを体系的に学べるため、独学でも効率よく理解を深められます。
基礎を身につけてから実際の操作へ進んでいけば、画面操作で迷いにくくなり、学習効率も高まるでしょう。
Trailheadで無料学習する
Trailheadは、Salesforceが公式に提供している無料のオンライン学習サービスです。
管理者や営業担当者、開発者など目的別の学習コンテンツが用意されており、自分のレベルや職種に合わせて学習を進められます。
演習問題やハンズオンも豊富なため、実際に操作しながらSalesforceの使い方を身につけられます。
また、定着の手順をまとめたサクセスナビという公式ガイドも提供されており、Trailheadと併用すると効果的です。
Developer Editionで実際に操作する
知識を身につけたら、Developer Editionで実際に操作しながら理解を深めましょう。
Developer Editionは、Salesforceが無料で提供している開発・検証用の環境で、本番環境へ影響を与えることなくさまざまな機能を試せます。
顧客情報の登録や商談管理、レポート作成といった操作を実際に行うことで、日々の業務でスムーズにSalesforceを扱えるようになります。
Salesforceを効果的に使うためのコツ

Salesforceは機能が豊富なため、単に導入するだけでは十分な効果を得られません。
運用ルールを整備し、会社全体に定着させるための仕組みを作ることで、初めて業務効率化や営業成果の向上につながります。
導入の目的とKPIを明確にする
Salesforceを導入する前に、具体的に何を改善したいのかを明確にしましょう。
「商談管理を効率化したい」「受注率を向上させたい」といった目的を定め、それに合わせたKPIを設定することが重要です。
目的とKPIを設定しておけば、成果を客観的に評価しやすくなり、課題を把握しながら継続的に運用を改善していけます。
入力項目は最小限にする
入力項目が多すぎると現場担当者の負担が増え、入力漏れや運用定着率の低下につながるため、入力項目は絞りましょう。
業務に必要な情報だけを入力項目として設定すれば入力の手間が減り、データの品質も維持しやすくなります。
また、定期的に入力項目を見直し、本当に必要な項目だけを残すことも継続運用のポイントです。
選択リストで表記揺れを防止する
集計したデータの信頼性を高めるために、選択リストで入力ルールを統一することも大切です。
会社名や商談ステージなどを自由入力にすると表記揺れが発生し、データの集計や検索がしにくくなる場合があるためです。
表記揺れがなくなればデータの品質を維持しやすくなり、レポートやダッシュボードの分析結果もより正確になります。
運用マニュアルを社内に浸透させる
Salesforceを効果的に使うためには、操作方法や入力ルールをまとめた運用マニュアルを整備することも重要です。
マニュアルを作る際は画面キャプチャを用いて操作手順をわかりやすく示すなどの工夫を行い、商談名の命名ルールやデータの更新タイミングなどのルールも明記しましょう。
マニュアルを社内に浸透させれば、担当者ごとの運用のばらつきや入力ミス、引き継ぎ時の認識違いを防げます。
また、定期的な研修や情報共有を行うルールを設ければ、社内でSalesforceをより効果的に活用できるようになります。
まとめ
Salesforceの使い方を身につけるには、基本用語の意味を正しく理解し、日々の登録作業を習慣化することが近道です。
最初はリードや商談の入力に集中し、慣れてきたら自動化機能やダッシュボードの活用へと段階的にステップアップしていきましょう。
また、導入前に目的とKPIを設定したり、選択リストで表記揺れを防ぐ設計を行ったり、運用方針を事前に整備しておくことも大切です。
基本の機能をひとつずつ使いこなせるようになれば、Salesforceを営業や顧客管理の強力なツールとして活用できるでしょう。
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