エンジニアはリモートワーク(テレワーク)できる?メリット・デメリット解説

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昨今、さまざまな企業でリモートワーク(テレワーク)が推進され、一般的な働き方として定着してきた印象があります。

とはいえ、毎日出社が基本の企業もまだまだ多く、現在は通勤しているITエンジニアのなかにも、できれば在宅で仕事をしたいという方や検討中の方は多くいらっしゃると思います。では実際に、エンジニアはリモートワークに向いている職種なのでしょうか。

この記事ではエンジニアのリモートワークについて、その可否やメリット・デメリットなどを解説します。リモート可能な仕事とはどのようなものか、そのとき求められるスキルはあるのかなどと共に、実際の案件獲得や転職方法についてもご紹介します。

point

ITエンジニアはリモートワークが比較的しやすい職種


一般的に、ITエンジニアはリモートワークでも働きやすい職種です。

特に、Web開発などにおいてコーディングを担当するメンバーに関しては、スキルがあればリモートワークでもまったく問題ありません。開発は社内環境でなくてもGitHubなどのプラットフォームを利用して可能ですし、日々の打ち合わせやメンバー間の連絡はSlackなどのチャットツールで行なえます。

ただし、同じ開発プロジェクトでも、プロジェクトマネジメントや、クライアントを始めとした他社との打ち合わせを行なう上流工程に関しては、完全リモートで行なうことはまだまだ難しいのが現状です。こういった工程を担当する場合は、リモートワークを併用できたとしても、他の社員より出社回数は多くなるでしょう。

最近はリモートワークOKのIT企業が増えている

2020年から続いている感染症の流行をきっかけとして、IT関連企業ではリモートワーク可能な会社が増えてきています。もちろん今現在は原則的に出社としている企業もありますが、今後リモートワーク可能な体制に変更する企業は増えていく可能性が高いでしょう。

2022年1月にはヤフーが、出社時は飛行機出勤も可能とした自由な働き方を支援する制度を発表し、話題ともなりました。社員の幸福度を上げることで生産性アップにもつながるリモートワークは、感染症対策としてのみならず、企業の重要な課題となってきています。

しかもIT業界においては、基本的に人材不足の状態が続いているため、柔軟な働き方であるリモートワークを可能とする仕事は見つけやすい傾向にあります。今後もこの流れはしばらく変わらないことが予想され、リモートワークは一般的な働き方としてさらに浸透していくでしょう。

ITエンジニアがリモートワークをするメリット


次に、ITエンジニアがリモートワークで働くメリットについて紹介します。

通勤時間が減って自由な時間が増える

リモートで働くことによって、会社までの往復の通勤時間が減るメリットがあります。通勤で満員電車に乗る必要もなくなり、体力的な消耗も軽くなります。

仕事は好きでも、満員電車による長時間の通勤を苦にしているという人はかなり多いと思いますので、この負担が軽減されることは大きなメリットに感じられるでしょう。出社前の通勤で疲弊することがないため、勤務開始後の生産性を上げることにもつながります。

通勤がなくなることで、業務開始前や就業後にプライベートに当てられる時間も増えます。趣味や勉強の時間を増やせますし、家事や育児にかけられる時間が増えることも生活のクオリティ向上につながります。また、自由な時間が増えることで心の余裕やストレス軽減につながることも考えられます。

住んでいる場所に囚われず仕事ができる

リモートワークの場合は、住んでいる場所に囚われずに仕事ができます。これは、地方在住のエンジニアにとって大きなメリットになるでしょう。規模の大きなプロジェクトなどは、都市部に集中する傾向がありますが、リモートワークが可能な案件であれば、スキルさえあれば地方在住エンジニアでも参加できます。

また、リモートワークの普及により、家賃や物件価格の高い都心部から、郊外へと転居を希望する層も増えています。より低コストで自然環境や住環境の良好な土地に移住し、仕事では都内のプロジェクトに参加する、というような生活スタイルも、リモートワークによって可能となります。

マイペースに仕事を進められる

リモートワークは、マイペースに仕事を進められるというメリットもあります。人の集まる職場にいると、何かと声をかけられて手が止まってしまうことも多いですし、電話がかかってくるなどして、肝心の作業に集中できないことがありがちです。リモートワークであればそういった邪魔が入らず、目の前にある自分のタスクに集中でき、効率的に作業が進められるでしょう。

また、自宅などリラックスできる環境下では、仕事に集中する一方で、短時間のリフレッシュタイムなども設けやすくなります。マイペースかつメリハリをきかせた作業が可能になるのも、リモートワークならではでしょう。

ITエンジニアがリモートワークをするデメリット

次に、ITエンジニアがリモートワークをするデメリットについて解説します。

より成果重視の働き方になる

リモートワークになると、時間制の働き方ではなく、より成果が重視されるようになります。具体的には、「納期の遵守」や「納品物のクオリティの高さ」が求められるでしょう。数字で明確に判断できるような結果をしっかりと残していく必要があります。

そのため、周囲の目がないと気が緩んでしまう、人に見られているほうが意識高く取り組みやすいという場合は、リモートワークの自由な環境がデメリットになる可能性もあります。反対に、スキルに自信があり、セルフマネジメントがしっかりとできるタイプであれば、リモートワークは快適な環境となるでしょう。

また、出社しているからこその評価基準である「勤務態度」や、成果を生み出すまでのプロセスの部分は、リモートワークでは評価されづらいポイントです。実際、チームのムードメーカーであったり、周囲への気配りができたりと、最終的な成果物には表れない部分で、プロジェクトに貢献するタイプの人材もいるでしょう。

こういったタイプの方や、結果だけでなく過程も評価してほしい場合は、リモートワークだと思ったような評価にならないデメリットが生まれるかもしれません。
わかりやすい成果を上げると同時に、想定どおり進まなかった部分などがあればあわせて報告するなど、お互い納得できる評価になるようなコミュニケーションを心がけることも必要です。

よりコミュニケーションスキルが重要視される

開発は基本的にプロジェクトチーム単位で進めるため、他のメンバーと一緒に仕事を進めていくことが基本となります。これは、働き方がリモートになったとしても同様で、チーム内の円滑なコミュニケーションはプロジェクト成功に不可欠です。

そのため、メンバーと直接顔を合わせることのないリモートワークでは、通常より高いコミュニケーションスキルが求められます。

例えば、その場にいればちょっとした会話で済む確認でも、在宅勤務の場合はより意識的に働きかける必要があるでしょう。また、出社していればメンバーの様子を見ているだけである程度察しがつくことも、リモートワークの場合は本人の申し出があるまでわかりません。

進捗が思わしくない、想定どおり進んでいないなど、困った事態ほど自分から連絡するなど、状況を早めに共有していくことが必要です。このように、リモートワークという環境下では、各自が能動的にコミュニケーションをとっていく姿勢が大切になります。

また、一般的には、リモートワークになるとメールやチャットでのやり取りが増えるため、テキストベースでのコミュニケーションスキルが重要となるでしょう。あまり時間をかけすぎず、的確に意図を伝える文章を作成する能力が必要となります。
コミュニケーションコストが高いと、業務ロスの原因となるため注意が必要です。

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まとめ

ITエンジニアはパソコンとインターネット環境さえあれば、基本的にはどこででも働ける仕事です。特にコーディングなどの下流工程を担当するエンジニアは、クラウド上のプラットフォームやチャットツールを利用することで、リモートワークでも十分に成果を出せるでしょう

リモートワークならではのデメリットや求められるスキルもありますが、通勤時間減少による疲労やストレス軽減など、生活レベル全般を向上させられる可能性もあります。今後もリモートワーク可能なIT企業や案件は増える傾向にあり、エンジニアの働き方の選択肢の一つとして浸透していくでしょう。

エンジニア向けのリモート対応案件もすでに多数存在しますので、興味がある方はどのような案件があるか、まずはチェックしてみてはいかがでしょうか。

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