ITエンジニアは将来的に不足する!この状況をチャンスに変えて収入を上げる方法 | ITフリーランスエンジニアの案件・求人はPE-BANK

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世間ではITエンジニアが深刻な人材不足に陥っていると言われています。経済産業省によれば2030年に不足するITエンジニアの数はおおよそ80万人 。もしかするとその事実はあなた自身が、すでに職場で身をもって痛感していることなのかもしれませんね。

そして「数が少なければ価値が上がる」のが市場原理。確かにこの状況はあなたのようなITエンジニアの希少性を高めているのであり、収入を上げる絶好のチャンスであるかのように見えます。

しかし残念ながら問題はそれほど単純ではないようです。

というのもこのような人材不足に陥っているそもそもの原因の一つに、「収入の少なさ」があるからです。収入の低さによってもたらされている人材不足を根拠に、収入を上げるというのは矛盾があって難しいのが現状です。
したがってこのような人材不足に至っている、その他の原因についても、しっかり理解しておくことが大切です。

ここではITエンジニアが深刻な人材不足に陥っている様々な原因と、こうした世間の状況をうまく活かしてあなたが収入アップに繋げていきやすくなる働き方についてまとめています。

あなたのこれから働き方を検討するのに是非役立ててください。

point

ITエンジニアの人材不足の現状

現在17万人から20万人程度のIT技術者が不足しています。そして経済産業省が各年売上予算伸び率や見通しを調整したうえで推計した予測では、2020年には37万人、2030年には79万人程度が不足すると言われています。 たとえ技術が革新して一人当たりの労働生産性が上がる可能性があったとしても、さすがにこの数を埋め合わせることはできません。

ITエンジニアの人材不足が起こっている5つの原因

では日本のIT業界においてこれだけ人材不足が起こってしまっている原因は一体何なのでしょうか。それを理解すれば、今後のあなたが取るべき対策が見えてきます。

原因は5つ。
順に見ていきましょう。

原因その1. 給与が低い

ITエンジニアの平均年収は600万円前後。 習得している技術の高さ、仕事の過酷さを考えると決して報酬が高いとは言えません。

ではなぜ報酬が低いのかについてさらに掘り下げてみましょう。

1つ目は、日本の雇用形態が原因です。例えばアメリカのエンジニアはフリーランスとして単独で契約を行っているのが主流であるのに対し、日本の多くのITエンジニアは企業の会社員の一人として働いています。だから給与が必然的に低くなってしまうのです。

2つ目は元請けから下請けへと仕事が流れ、そのたびに金額が差し引かれていく日本特有の「エスアイヤーSIer」システム。ITエンジニアは基本的に下請け側のポジションなので、受け取れる報酬が減ってしまうのです。

原因その2. 業界の拡大スピードが速いため

日進月歩のスピードで拡大しているのがIT業界。特に今後大幅に人材が不足すると見込まれている分野は、ビッグデータ、IoT、人工知能ですが、まさしく一朝一夕に技術を習得できない、進歩のスピードがもっとも速い分野から順に人材不足が起こっているわけです。

原因その3. ITエンジニアに悪いイメージがつきまとい過ぎているから

ITエンジニアはかなり過酷だという噂が広まっています。一日中仕事場に拘束され、ひたすらコードを書かされ、バグが起これば泊まり込みでその対処を行わなければいけない。

しかしながらそういう悪いイメージだけがあまりにもクローズアップされているという感じは否めません。実際のところは定時に帰っているITエンジニアもかなりいるのですが、それなのにやや過剰に広まってしまった恐ろしいイメージが、ITエンジニアの減少を招いてしまっているのです。

原因その4. 技術の移り変わりが早く、エンジニアが追いつけない

IT業界は急速に進歩を続けているため、そのためエンジニア自身も常にスキルアップが要求されています。そういった技術のアップデートに疲れきってしまい、IT業界からエンジニアが立ち去ってしまっているのです。

原因その5. 日本の労働者人口の減少

単純に日本の労働者人口減少が起こっていることも原因の一つ。社会全体に人手不足が起こっていて、ITエンジニアの人材不足もその一例ということが言えます。労働者人口は少子高齢化などに伴いこれからも深刻化していくことは間違いありません。

人材不足の中で収入アップに繋がる3つの学ぶべきこと

ITエンジニアの人材不足が深刻化している原因を踏まえ、エンジニアはどのような働き方を行えば良いのか。

単純に考えて、人材が不足しているならばその分給料は上がるはずです。不足していればニーズが高くなるのですから、給与を上げてでもその人材を確保しようという動きになるのが市場の原理。しかし上記でみた原因1「そもそもの給与が低い」原因5「日本の労働者人口の減少」などといった根本的な問題は、個人の努力では解決できません。

そこで別の原因、原因2「業界の拡大スピードが速いため」原因4「技術の移り変わりが早く、エンジニアが追いつけない」にまずは目を向けてみましょう。

これはあなた自身で対処できないことでしょうか?

つまりあなたは以下のようなことをしていけば、必然的に給与アップが狙えるのです。

1. 貪欲に新しいスキルを勉強する

最新技術がものすごいスピードで発生し消えているのがIT業界。少しでも勉強を怠れば置いてけぼりになってしまいます。

しかし逆に言うと、これは見方によってはチャンスです。というのも最新の技術を学んで使いこなせるようになっていれば、それだけで企業にとってあなたがかなり貴重な存在になるという意味でもあるからです。

他の業界は勉強する余地があまり残されていません。それにいくら勉強したところでなかなか収入に繋げにくい。一方でIT業界は、勉強の範囲が広くて難しいけれども、しっかり知識を身に付ければ評価に直結します。

是非とも自己投資を惜しまずに勉強しましょう。

2. 語学スキル

語学はITエンジニアにとっても非常に役立つスキルです。

語学力があれば、年収の高い外資系に転職することも可能になります。外国語のスキルを身につけるのは特に大変で時間もかかることですが、もしうまくいけば企業にとってあなたはかなり貴重な存在になることでしょう。

3. マネジメントスキルを身に付ける

原因1「そもそも給与が低い」の中で述べましたが、その給与の低い原因の一つに「ITエンジニアがSIerシステムの下請け側にいるせいだ」というものがありました。

つまり給与を上げるためには、あなたがより上級職に進めばよいのです。

他のエンジニアをマネジメントできるだけのリーダー力を身につけ、上流工程側に向かえばあなたの年収は上がります。マネジメントスキルは習得が難しいですが、たくさんの書籍が出版されていますし、決して努力で身につけられないことではありません。

まとめ

人材不足という苦しい状況をチャンスに変えよう

「最新技術の知識」「語学」「マネジメント」。

この3つのうちから1つだけでも学習するようにすれば、人材不足に悩むITエンジニア業界で、企業が競って欲しがる人材になりえます。もちろんどれも1日や2日で身に付けられる簡単なスキルはではありませんが、でもだからこそ、毎日コツコツと学習を続けてその分野のエキスパートになればあなたの価値が上がり、大幅な収入アップを目指すことができるのです。

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