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独立後もキャリアアップを意識しよう
今は会社が用意する研修やセミナーを受けることもできるし、資格取得手当もあります。しかし、フリーランスエンジニア(IT個人事業主)になった途端、そうしたメリットを享受できなくなるのでは・・・独立を考えたことのあるエンジニアなら誰もがそんな懸念を抱いたことがあるはずです。なにしろIT業界は日進月歩の世界。うかうかしていると時代に取り残されかねない、と。でも、よく周囲を見渡してみてください。独立後にキャリアアップを果たし、すばらしい仕事と高収入を得ているフリーランスエンジニアは大勢います。果たして彼らの戦略とは?
最新情報に接する機会を増やす
- 最新の情報を得るためのアンテナを張る
大切なことは、常に最新の情報を得る仕掛けを作っておくことです。たとえば専門誌を定期購読したり、エンジニア間で人的ネットワークを作ったりして、常にアンテナを張るとよいでしょう。もちろん受身一方でなく、あなた自身が情報の発信者となることができればなお理想的です。
さらに、関心のある分野のセミナーなど各種イベントの開催情報をこまめにチェックしておきましょう。起業したい人向け、ワークショップ、初心者向けなど様々なイベント・セミナーがあります。そうした関連記事に目を通しておくだけでも、今どんなテーマが注目されているのか、業界や世間の動きが見てとれるからです。もちろん、セミナーには積極的に参加して新たな知識を得るようにしてください。また知識の吸収だけではなく、ほかの参加者に積極的に声をかけ、情報を交換しましょう。人脈形成もまた情報のアンテナ拡大につながります。
自分の能力を客観的に評価する
- 自分の何を強化すれば理想のキャリアに手が届くかを知る
1.今の自分の専門分野・言語などの能力を強化する
2.これから主流となる技術分野、新しい言語の基礎知識を仕入れていく
3.業界や業種の業務知識を得ていく
4.プロジェクトの設計/進行管理術を学ぶ
5.自己表現/コーチングなどのヒューマンスキルを身につける
6.自らを「経営」するノウハウを身につける
といった6つを図のようなレーダーチャートにして、今の自分はどれぐらいの能力で、何を学べばもう1つ大きな輪を描くことができるか、アンテナをはっておくことでキャリアアップを図りましょう。
言語能力を強化する
今後、フリーランスエンジニアが学ぶべき言語は、開発言語はもちろんのこと、英語も大事になってきます。日本語と英語では、得られる情報が数倍も違うためです。
最新の技術をキャッチアップしようとする場合、「英語で何が書かれているか分からない」という状態では鮮度の高い情報を得ることができません。それ即ち、機会の損失につながります。
ビジネススキルをアップする
一言で言うと、「顧客企業の先にあるもの」を考えることです。顧客企業の先にあるものとは、顧客企業の顧客(一般消費者の場合もあろうし、法人顧客の場合もある)、置かれている経営環境、競合企業などを指しています。
顧客企業の置かれている経営環境や経営課題に日頃から注視しておくことで、大手企業であれば、中期経営計画や経営ビジョンはホームページで公開しているし、公開されていない場合でも、担当者との日ごろの対話やヒアリングなどにより情報を得ることは出来ます。
自分、会社、社会のことを知ること。このことが、あなたのキャリアを更に進化させる要素であることは言うまでもありません。
個人情報管理士資格について
- PE-BANKは、業界初の個人情報管理士資格取得支援を行っています。
近年のインターネットの普及で「個人情報」の活用が企業経営、ビジネス戦略の中での重要な位置付けとなってきました。
マイナンバー制度の導入や、ECビジネスの拡大などで、今後は個人情報の重要性は更に加速し、業務においても個人情報の管理、活用できる人材が求められます。
そこで、当社では企業における個人情報管理体制の構築及び個人情報管理士の育成の推奨を行い、その一環として、現在当社と契約しているフリーランスエンジニア(IT個人事業主)に対して、資格取得の一部無料化を実施します。
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