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キャリアパス設計技法のポイント
自分にはどんな力が必要なのかを知ることが必要!
自分の実力をレーダーチャートにすることで、自分自身のSWOT(強み・弱み・機会・脅威)を分析!目標には必ず期限を入れ、明確に!キャリアパス。つまり、キャリアをつくっていくための道のりです。開発のステップを「マイルストーン」と言いますね、あれを自分のためにつくるのです。
例えば、夏休みの宿題。あらかじめ計画を立てていても、ついズルズル遅れを放置したまま、最後に大慌てとなるケースが非常に多いです。
「1週間後に国語の宿題完了」というマイルストーンを設定し、「漢字ドリルに5日かかってしまった、マイルストーンがあるからこの遊ばずこの2日で読書感想文を終わらせよう!」と、必ずそのポイントを守るよう遅れを取り戻していけば大事に至らなくて済むというわけです。
身につけるべき力をステップにする
まずは、図のようなレーダーチャートを描いてください。得意分野、不得意分野を記入し、自分の現状をチェック。3年後、5年後、10年後、どのようになっているべきか、レーダーグラフが次第に広がっていくように描いてください。全部で満点をとる必要があるのではありません。
【人脈力】
人とのつながりを生かし、難しい局面でも電話をかけ相談をすれば解決する、といったネットワークの力。仕事ができるビジネスマンや、成功している人、経営者の殆どの人は「自分から相手に会う=追う」のではなく、「相手に会いたいと思われる=追われる」立場です。
ひたすらいろいろな有力者に会い、話を聞いても、有力者はこちらのことを信頼せず、疑いの目で見てきます。しかし、こちらが丁寧に、相手に役立つ提案や提言を繰り返すことで、有力者は「この人は付き合う上でメリットが有る」「また一緒に話をしてみたい」と好意的な姿勢でこちらを見てくれるようになります。
追われる方になるとどんなメリットがあるか?それは、あなた自身がムダな時間や行動をしなくても人脈が手に入るということです。しかも、本当に有益な人脈が。
いつまでも「追う立場」ではいけない。最終的に目指すべきは、「追われる立場」になること。そのためには、「ギブアンドテイク」の精神を保ち続けることです。
【文化力】
これからの技術はこうなるぞ、自分のライフスタイルはこうするぞ、といった発信を行える力があれば独自のポジションを築くことができます。
【経営力】
取り組む仕事の業務知識を超えて、ビジネス知識を身に付けるのは大きな戦力。自分の仕事の経営ができれば儲かります!
【ステージ選択力】
英語を身に付けて海外の仕事に舞台を広げるか、Uターンして自分の特長を新たな仕事に生かすか、友人のネットベンチャーのCIOとなるか?さまざまなステージがあるものです。それらを選ぶことは独特の能力です。
【家庭力】
家庭を大切にする気持ちも大きな原動力であり、充実したキャリアの一面となるものう。健康や前向きな気持ちの源です。
マイルストーンをつくる
レーダーチャートを描いていくと、自分が順番に何をしていくと良いか、見えてくるもの。さて、それを年表に描いていきましょう。こうしてできあがった未来年表はコピーして、デスクの引き出しや財布の中、枕元、パウチして浴室に、など、リラックスしたタイミングで時々眺められるようにしておきます。毎朝起きたら書いて見るのが一番ベストです。大切なことは潜在意識に繰り返しその内容を刷り込むこと。そうすれば自然に人は動き出し、良い結果をつかむことができるのです。