更新日:
自由な働き方ができるうえに高収入の、フリーランスエンジニアに憧れはありませんか?
お金の使い方も自由で、子育てや介護にも参加できるのがフリーランスエンジニア。PE-BANKを利用して働くフリーランスの方の平均年収は800万円(関東エリアの場合)で、収入面でもまず心配がないと言ってよいでしょう。
しかし、あなたは「自分は未経験だから無理だ」と諦めてしまっているのではないでしょうか。
結論から言えば、未経験でも、たとえ年齢が高くても、十分フリーランスエンジニアを目指すことができます。要はあなたのやる気次第なのです。
ここでは、未経験からでも目指せるという根拠と、具体的なステップについてご紹介していきます。
未経験からでもフリーランスエンジニアを目指せる理由
まずは、未経験からでもフリーランスエンジニアを目指すことができる理由を3つご紹介しましょう。そこにはしっかりとした根拠があるのです。
現在ITエンジニアが不足している
ITが爆発的な進歩を遂げている一方で、日本では深刻な少子化が続いています。その結果、今現在もITはさらなる進歩を続けている中で、エンジニアの数は圧倒的に不足してしまっているという状態が続いているのです。
フリーランスという職業が当たり前になったから
戦後考えられていた終身雇用制度は、今では崩壊しかけています。これからは一人の人間が多くのビジネスをかけ持ち、それをこなしていく「複業(パラレルワーク)」という考え方も注目されています。
その背景には、クラウドソーシングの発達など、フリーランスとしても普通に仕事をこなせる時代が来ているのが一つの要因でしょう。毎日職場に行き、そこでしか働けないという時代ではありません。
だからこそ、肩身の狭い思いもせずに、誰もがフリーランスを目指せるのです。
ノウハウが確立している
以上のように、ITエンジニアが供給不足の状態に陥っていて、さらにフリーランスとして働くことも普通になってきたということは、そういったノウハウを必要としている人も増えているという意味でもあります。
結果として様々なノウハウが低価格で手に入る時代になり、勉強の仕方や働き方など、フリーランスに必要なスキルなども手軽にサポートが受けられるようになってきているのです。
※実際PE-BANKでも、確定申告サポートや営業、事務といったフリーランスに関わる仕事を代行するサポートをたくさん提供しています。
未経験からフリーランスを目指すステップ
正直なところ、独学でプログラミングを学び、そのまますぐにフリーランスとして仕事を受注するというのは厳しいと言えるでしょう。
フリーランスの難しい点として、「人に簡単に頼れない」という問題があります。仕事で困った時に相談相手が身近にいるというのは、会社という組織に属する大きなメリットと言えるでしょう。
なので、最もスムーズな道筋としては、独学で学びながら組織に属し、そこで1~2年の経験を積んでからフリーランスとして独立する、という流れです。
具体的にそのステップについて順に見ていきましょう。
ステップ1――プログラミングの勉強をする
現在はオンライン学習サイトでコーディングを学ぶことができます。手を動かしながらカリキュラムを一巡すれば、自然とスキルは身についてきます。特に30代未経験の場合は、転職の際にやる気をしっかり主張できることが重要。そういった意味でも、学習サイトで勉強したりスクールに通ったりする必要があります。
※ITエンジニアを目指すならば、朝一番に勉強時間をスケジューリングしよう!
今あなたが他の仕事をしているのならば、極力朝一番にこの勉強の時間を持って来ましょう。仕事から帰って勉強をしようとしても、中々身が入りません。そして、途中でやめてしまうことにも繋がります。
早起きは辛いですが、本気でエンジニアを目指すのであれば、この勉強こそが「最優先事項」であり、後回しにしてはいけません。
ステップ2――転職エージェントなどを活用して組織に属する
もしあなたが20代でしたら、プログラミングスクールなどに通うことで就職サポートなどを受けられる可能性があるでしょう。就職できれば、受講料を無料にしてもらえる特典などが付いているところもあります。
しかしながら、30代以降になってきますと、そういった特典が利用できないスクールがほとんどになってきます。なので、転職エージェントなどを利用して現場で働ける状況を作りましょう。30代にもなれば、時間がもったいないので学習と同時に登録するくらいでいいでしょう。
※転職エージェントを活用するコツ
登録した時に「技術者としてスキルアップができる現場を紹介してほしい」という条件をしっかりと主張することが重要です。あなたは最終的にフリーランスを目指すのですから、しっかりスキルアップしたいという意思を伝えましょう。
必ずしも正社員になる必要はありません。独立を目指しているのであれば、派遣社員として経験を積むのもいいでしょう。フットワークが軽いという点でおすすめです。
ステップ3――ポートフォリオを作成する
フリーランスエンジニアとして働きたいなら、自分の作品や成果物をまとめた「ポートフォリオ」を作成することが必要不可欠です。
企業はエンジニアに案件を依頼するにあたって、必ずと言っていいほどスキルレベルや実績をチェックします。そのとき、ポートフォリオがあれば、スキルや実績を効果的にアピールできるため、案件獲得の可能性も高まるのです。
逆にポートフォリオがない場合、スキルレベルや実績をいくらアピールしても、それに対する判断材料を提示できないので、どうしても説得力に欠けてしまいます。ポートフォリオがない時点で選考から外れる可能性もあるため、事前にきちんと作成しておきましょう。
ステップ4――フリーランス専門エージェントに登録する
実務経験を積んだら、いよいよフリーランスエンジニア専門エージェントに登録します。それほど長く現場で働く必要はありません。既に述べました通り、フリーランスエンジニアの需要は高いので、ちょっと早いと思うぐらいでちょうどいいのです。
働きながら企業でコネクションを作り、直接営業しても良いですが、最初はエージェントに頼る方がおすすめです。様々な他の業務も行ってくれますし、フリーランスになりたての頃に生じるいろいろな悩みなども、豊富な経験を生かしてバックアップしてもらえます。
フリーランスにご興味ある方は、ご相談ください。
ステップ5――実際に案件をこなしてスキルと経験を積む
未経験からのスタートである以上、上記のステップを経てフリーランスエンジニアになっても、最初のうちは思うように稼げないかもしれません。高単価の案件を継続して獲得するためには、それなりの単価の案件をこなしながら、スキルと経験を積み重ねることが大切です。
特に駆け出しの時期は、同業者よりスキルも経験も見劣りするケースが多いので、フリーランスエンジニアとしての実績を作りつつ、引き続き勉強にも励む必要があります。
未経験者におすすめのエンジニアの種類
完全未経験でフリーランスエンジニアを目指す場合、最もおすすめできる種類がWeb制作系エンジニアです。
Web制作系エンジニアだと以下のようなスキルを求められますが、未経験者でも比較的習得しやすいものばかりなので、即戦力のレベルにも達しやすいでしょう。
● HTML
● CSS
● PHP
● WordPress
ただし、これらはあくまで基礎的なスキルです。同業者と差をつけるためには、他のプログラミング言語も並行して勉強すべきでしょう。
効率的にスキルを身につけるには?
フリーランスエンジニアに必要なスキルを身につけられる、おすすめの学習サイトも紹介します。
Progate
実際にプロダクトを作りながら勉強できるため、実践的なスキルを習得可能です。イラスト中心でわかりやすい「スライド学習」や、スマホゲーム感覚で学べる「アプリ学習」なども取り入れています。無料会員で18レッスン受講できることもポイントです。
公式サイト:https://prog-8.com/
Udemy
業界トップクラスの講師が揃っており、なおかつ130,000以上のオンラインビデオコースを提供しています。学習期限が設けられていないため、自分のペースで勉強することが可能です。
公式サイト:https://www.udemy.com/
Schoo
プログラミングやWebデザインをはじめ、幅広いカテゴリを取り扱っているオンライン学習サイトです。臨場感のある生放送授業を365日配信しており、無料で参加できます。
公式サイト:https://schoo.jp/
ドットインストール
すべてのレッスンが3分以内の動画にまとめられているので、すきま時間を使って効率的に勉強することができます。ホームページ制作・プログラミング・アプリ開発など、エンジニア向けのレッスンも豊富です。
公式サイト:https://dotinstall.com/
まとめ
以上、今回は未経験からフリーランスエンジニアを目指すことができる根拠と、具体的なステップについてご紹介してきました。本気で自由な働き方と高収入を目指したいならば、ぜひ今すぐに行動を開始しましょう。