Javaに将来性がある6つの理由と高年収を狙える3つのステップ

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Javaはプログラミング言語の中でも歴史が長く、汎用性の高い言語です。Webアプリケーション、Androidアプリ、サーバーサイドの処理など、幅広い分野において世界中で利用されています。しかし、他言語のシェアが伸びてきていることからJavaエンジニアの将来性について不安を感じている方もいるのではないでしょうか。

本記事では、Javaに将来性がある6つの理由と、高年収を狙える3つのステップを解説します。

Javaに将来性がある6つの理由

Javaに将来性がある6つの理由と高年収を狙える3つのステップ

Javaは将来性があり、この言語を極めておけば高年収を期待できる言語です。Javaが将来性のある言語である理由は、以下の6つが挙げられます。

サーバーサイドでの需要がある

Webサイトや大手ECなどの開発において、Javaはサーバーサイドの言語として広く利用されていることから、将来性があるといえます。

Javaはセキュリティが高く、処理速度も速いという特徴をもっており、安定稼働が期待できます。また、OSに依存せず「JVM(Java Virtual Machine)」と呼ばれる仮想のマシンで動いていることが特徴で、JVMが動作するコンピュータであれば環境を選びません。

また、Javaは開発に時間がかかる言語なので、小規模なWebアプリ開発には向いていませんが、中~大規模開発ではよく採用されています。そのため、Javaを扱えるエンジニアが活躍できるチャンスも豊富です。

Androidアプリの開発にJavaが使われている

Javaに将来性がある理由には、Androidアプリの開発にJavaが使われていることもあります。Androidは世界シェアNo.1のモバイルOSであり、そのアプリ開発にはJavaが主に使用されています。日本においても、公正取引委員会の「モバイルOS等に関する実態調査報告書」によると、近年2018~22年のスマートフォンOSシェアはAndroidとiOSでほぼ50%ずつと二分されていることがわかりました。

今後もスマートフォンの普及がさらに進み、Androidアプリ開発の需要も増加することが期待できるでしょう。

日本における利用端末台数ベースのAndroid・iPhone(iOS)別のシェア

日本における利用端末台数ベースのAndroid・iPhone(iOS)別のシェア

※参考元:公正取引委員会「モバイルOS等に関する実態調査報告書」(2023年2月発表)

※iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
※Androidは、Google LLC の商標または登録商標です。

大規模開発に向いている

Javaが大規模開発に向いていることも、将来性のある理由のひとつです。Javaはオブジェクト指向の言語で、部品を組み立てるようにコードを再利用しやすくする仕組みを持っており、中~大規模なシステム開発においては効率的に開発を進めることが可能です。効率的な開発に利点があるだけでなく、先述したようにセキュリティが高い言語であるため、金融機関の大規模なシステムなど高い信頼性が求められる開発でもJavaが用いられます。

保守案件の需要がある

Javaは長年使われてきた言語であり、保守案件の需要があることも将来性がある理由になります。多くの企業でJavaの既存システムが稼働していて、先述した金融機関での大規模システムでも使われてきました。そのため、これらのシステムの保守案件も継続的に発生します。他言語のシェアが伸びてJavaの新規案件数が減ったとしても、保守案件は今後も発生するでしょう。

継続的な進化が続いている

継続的な進化が続いていることもJavaの将来性につながります。Javaは提供が始まった1996年から定期的にアップデートが行われ、新しい機能が追加され続けています。2023年9月に、最新版のJava 21がリリースされました。最新版のJava 21では、パフォーマンス、安定性、セキュリティの面で数千の改良が施されています。

Javaは、新しい技術トレンドにも柔軟に対応しているため、時代遅れになるリスクが低いと考えられます。

世界中で広く使用されている

Javaは世界中の企業や開発者で使用されている言語であることも、将来性のある理由です。Javaは全世界にわたる強固な開発者コミュニティを持ち、多くのサポートリソースと学習資料が存在します。これにより、新たにJavaを学ぶ人々や、専門的な問題に直面した開発者に対しても手厚いサポートが提供されています。

日本においても書籍やWebサイトなどで情報が豊富にそろっているため、学習や開発を進めやすいという利点があります。

Javaの将来性が不安といわれる理由

一方で、Javaの将来性が不安だといわれることもあります。主な理由は、他言語がシェアを広げていることです。ScalaやPythonなどの新しいプログラミング言語が台頭しており、Javaのシェアが徐々に低下しています。これらの言語は特定の機能や安定性でJavaを上回ると見なされることがあります。

しかし、Javaは依然として広く使用されており、大規模なエンタープライズシステムやAndroidアプリ開発での重要性は高いままです。Javaが必要なくなるというわけではありません。

Javaエンジニアに必要な行動3ステップ

最後に、Javaエンジニアに必要な行動を3つのステップでご紹介します。今後のキャリア構築の参考にしてください。

Javaエンジニアに必要な行動3ステップ

Javaエンジニアに必要な行動3ステップ

ステップ1:キャリアパスを定める

まず、自分がどのようなキャリアを築きたいのか、具体的なキャリアパスを定めましょう。以下に、Javaエンジニアの代表的なキャリアパスをご紹介します。

Javaのスペシャリストになる

Javaの開発スキルを磨き、スペシャリストとして活躍するキャリアパスがあります。Javaを扱えるエンジニアの数が多いだけに競争も激しい状況ですが、その分需要も非常に高く、特に金融、医療、電子商取引などの大規模システムで広く採用されています。そのため、Javaに精通しているエンジニアは重宝されるでしょう。

PL(プロジェクトリーダー)やPM(プロジェクトマネージャー)にキャリアアップする

マネジメント側の役職につくことで、市場価値を高めていく方法もあります。必要とされるスキルもレベルが高くなっていきますが、その分高年収を期待できるキャリアです。

マネジメントスキルや管理能力を磨き、開発現場のPL(プロジェクトリーダー)やPM(プロジェクトマネージャー)としてキャリアアップすることで、いずれ経営層に進むことも不可能ではありません。

フリーランスエンジニアに挑戦する

フリーランスエンジニアとして独立することも、キャリアの選択肢のひとつです。フリーランスは働く場所や時間に左右されないことが多く、自分が希望する条件や報酬を実現しやすいといえます。ただし継続的な案件受注には営業活動が必須となるため、PE-BANKのようなフリーランスエンジニアと企業をつなぐエージェントサービスを積極的に活用すると良いでしょう。

ステップ2:キャリアパスに応じたスキルを身につける

キャリアパスを定めたら、それに応じたスキルを身につける必要があります。目指す役割やポジションに必要なスキルと知識が何なのかを明確に把握することが大切です。一般的に、キャリアアップを目指す上で必要とされるスキルは以下の通りです。

開発スキル

開発スキルは、どのキャリアパスを選ぶにしても重要な要素です。Javaの基礎知識はもちろん、フレームワークやライブラリの習得、最新技術のキャッチアップなどが求められます。

マネジメントスキル

プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーとしてキャリアを積みたい場合は、マネジメントスキルが必須です。チームをまとめるためのコミュニケーション能力、リーダーシップ、予算やスケジュール管理能力に加え、問題解決能力も求められます。

上流工程の業務スキル

システム開発の需要が高まっている中、上流工程のスキルを持つ人材はますます求められるようになっています。そのため、上流工程のスキルを身につけることで、より幅広いキャリア構築につながるでしょう。

上流工程とは、開発の前半部で行われる要件定義や設計などの工程です。顧客のニーズを汲み取るヒアリング能力や、予算や納期、開発範囲の決定をするための知識は、プロジェクトの成功を確実にするために必要です。

ステップ3:キャリアパスに応じた案件に挑戦する

スキルを身につけたら、実際にキャリアパスに合った案件に挑戦しましょう。案件を獲得するための資格取得も検討してみてください。

キャリアパスに合った企業や案件に挑戦することで、スキルは磨かれます。自分のキャリア目標に合致する環境で働くことにより、必要なスキルを実践的に学び、適切な経験を積むことができます。

新しい案件に挑戦するには、転職エージェントやフリーランスエージェントの活用がおすすめです。エージェントを通すことで、効率的かつ安心して案件の獲得が可能になり、キャリアアップにつながる可能性が高まります。

キャリアパスを定めて将来性のあるJavaエンジニアになろう

Javaは需要の高い言語であり、求人数が豊富です。今回解説したような3つのステップをふめば高年収を狙うことも可能となります。

業界の動向を把握し、市場価値を高め続けることが、Javaエンジニアとしての成功には不可欠です。これにより、高年収を目指すだけでなく、持続可能なキャリアを築くことができます。

「PE-BANK」は、フリーランスをサポートするエージェントとして、本来の仕事に注力できるよう、案件の提案から事務作業まで一括して請け負います。フリーランスエンジニアとして効率良く案件を獲得したいと考えている方は、PE-BANKにご相談ください。

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