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なかなかお金が貯まらなくて困っていませんか?
ただ目の前の仕事に忙殺され、毎日疲れ切っているだけで、なかなかお金が稼げないと悩むITエンジニアも多いはず。
ただし、日常生活が充実していたり、どこか余裕を持っていたり生活をしている人も、いないことはありません。その違いは何なのでしょうか?実は必ずしも毎月の給料や、元々持っている財産などといったことではないのです。
今回はITエンジニアがもっとお金を稼ぐためにはどのような思考法や行動を取ればよいのかということを、ご紹介します。
同じ状況のITエンジニアで、裕福な人がいるのはなぜ?
あなたがITエンジニアとして働き始めた新社会人の頃、真面目にコツコツ働きながらお給料をもらっていれば、いつかは次第にある程度のお金持ちぐらいにはなれるだろうと思っていませんでしたか?
あなたは毎日無駄遣いをしないように気をつけている。さほど贅沢な生活をしているつもりもない。であるのにもかかわらず、お金がなかなか貯まらない。そして「もっと稼がなければ」といつも焦ってしまう。
一方で、あなたの勤めている会社の同僚の人たちの中に、なぜかあまりストレスを感じないで、楽しそうに人生を送れている人はいないでしょうか?仮にそういう人がいないとしても、街を歩いて裕福そうな人を見た時、「あの人は給料が高いのだろう」とか「財産がある家に生まれたのだろう」とあなたは考えませんか?
しかし、必ずしもそれが答えではありません。
その人はあなたよりも「稼ぐ」ということについて優れた考え方を持ち、給料の使い方が違う可能性があるのです。
給料の使い道は決して一つではない
たとえばある日、100万円の臨時収入が入ったとしましょう。
あなたはそれをどのように使いますか。
使い方は次の3つのパターンに分かれます。
臨時収入の使い道その1――消費
まず1つ目の使い道は、旅行に行ったり、欲しかったものを買ったり、「消費する」というパターン。この場合、使ってしまえばお金は商品やサービスと交換され、それっきりです。
臨時収入の使い道その2――貯金
もしかすると、あなたはその受け取った臨時収入のうち、少しだけ自分のために使って、残りを貯金するかもしれません。
実はこれは消費とあまり変わりがありません。貯金したお金はいつか消費するからです。
今使うのか、後で使うのかという、そのタイミングが異なるだけで、基本的には消費とあまり大差がありません。
臨時収入の使い道その3――投資
もう一つの使い道は、「投資」です。ここで言う投資とは、後々回収が見込める出費のこと。つまり必ずしも株やFXといった金融商品や不動産を買うことだけに限らず、自分のためになる技術力を身につけたり、仕事を円滑に進めやすくしたり、副業を始めたりすることも含みます。
実は会社の同僚で給料はほとんど差がないにもかかわらず、〝稼げている〟生活を送れている人は、投資に対する考え方が優れているのです。お金を「投資に回す資金」として捉えられているかいないかという点で、大きな違いがあったのです。
自己投資で他人に差をつけよう
金融や不動産への投資
株などの金融商品を購入するメリットは、まず手軽に始めることができるという点です。また、すぐに損益が出ること、手間が少ないこともメリットです。
ですがもちろん、利益が絶対に出るわけではありません。もしも間違えればまるまるそのお金を無駄にしてしまいます。そのあげく損失が出てしまったことによるストレスで、本業にまで差し支えが出てしまうケースもよくあることです。そうしたリスクも踏まえて上手に運用を行う必要があります。
スキルアップや副業への自己投資
たとえば、有料の勉強会に参加したり、セミナーなどに参加したりすることで、あなたの技術力をコツコツ高めていくという方法です。会社で活躍できるスキルが上がれば、会社の仕事も楽になりますし、成果も出しやすくなります。原則的に損失が出ることはなく、リスクはもっとも小さいと言えるでしょう。
デメリットは、なかなか稼ぎに直結しにくいこと。「ある自己投資が、いくらの収入増につながった」とは明確にわかりにくいことです。とはいえ戦略的に自己投資を続けていれば、あなたの生活を向上させられることは間違いありません。
また、ITエンジニアは特殊なスキルを生かせる分、副業で得られる収入は高いのでおすすめです。
デメリットは、会社という看板を背負わずにビジネス展開をするため、クライアントの信頼を得るまでに時間がかかってしまうことや、自由な時間が減ってしまうということ。
とはいえ、一度軌道に乗せられれば、副業は新しい知識やスキルが身につきますし、人脈も広げていくことができる確実性が高い投資と言えるでしょう。実績を積めば、将来は独立の道も見えてきます。
会社勤めの人は、会社の規定で副業が禁止されている場合もありますが、そうした問題をクリアできるならば、収入アップのために始めてみるのもいいでしょう。
まとめ――稼ぐために自己投資をして、日々スキルアップをしよう
以上、稼げるITエンジニアになるために重要な思考法として「投資をする」ということをご紹介しました。
投資というと、株式やFXがすぐに思い浮かびますが、副業といった時間的な投資や、あなたの〝稼ぐ力〟をつけるための自己投資なども含まれます。
副業や自己投資は、ほかのITエンジニアと差をつけるためのチャンスです。生活の問題が生じない程度のささやかな範囲内であっても、金銭的・時間的なリスクを毎日少しずつ取ることで、今以上に稼ぐ力の基盤を作ることができるのです。