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フリーランスの場合、事務処理も自分でしなくてはならないため、受注している仕事以外に時間をとられる部分が多く、思ったように進められないという事態も出てくることでしょう。会社勤めからフリーランスに転向した人の場合は特に、今までは会社の事務が事務処理をしてくれていたため、戸惑うことも多いはずです。しかし、こうしたフリーランスの悩みを、すべて解決してくれるすぐれたツールが多数あるので、積極的に活用していきましょう
事務処理のアウトソーシング方法
事務処理をコンピュータ(パソコン)で行うことは、もう珍しいことではなくなっていますが、それでもアウトソーシングの方法は日々進化を続けています。近年の顕著な進化と言えば、「クラウド」ではないでしょうか。
以前はどのようなデータでも、手元になければそれを確認ができませんでしたが、クラウドの発達により、データが自分のパソコンになくても読み込むことができたり、編集することができたりということが当たり前になってきました。
これにより、データだけでなく事務処理を行う人間も、会社内にいる必要はなくなってきています。例えば事務員さんを常駐で雇うと、仕事がなく手が空いてしまう時間も出てきますが、自宅で必要な仕事だけをしてほしいという要望にもこたえることができるのがクラウドサービスです。
フリーランスの仕事も、このクラウドサービスを利用した形が増えているので、自身が事務に利用する際も理解しやすいのではないでしょうか。
経理業務を効率化するツール
フリーランスにとって、もっとも面倒でやっかいなのが経理関係です。これまでに経理関係の仕事をしたことがある人なら良いですが、領収書をもとに帳簿をつける際も、「これは何の経費にしたらいいんだっけ?」と毎回確認するところから始まり、時間がもったいないと感じるかもしれません。
これら一連の作業をすべて自動化することはできないとしても、かなり時間を短縮して進めることができるツールがたくさんあります。
以下に、フリーランスにおすすめの会計クラウドソフトをご紹介します。
会計ソフトfreee(フリー)
いまやクラウド会計ソフトのシェアNo1と言われているのがfreeeです。銀行やクレジットカードを連携させることにより、自動でデータを取得してくれるので、打ち込む手間がありません。
フリーランスにおすすめのスタンダードプランは、月額1,980円で他のクラウドソフトと比較するとやや高い印象ですが、メールサポートが含まれています。
やよいの青色申告オンライン
オンラインではなく、通常のソフト版でもおなじみのやよいシリーズです。今まで使ったことがある人なら、慣れているからということで使いやすいでしょう。価格も良心的で、セルフプランは年額8,640円となっています。
なお電話サポートなど、より多くの機能を必要とする場合は、ベーシックプラン年額12,960円となっています。
MFクラウド確定申告
MFクラウド確定申告はMFクラウドの中でも個人事業用のシステムなので、フリーランサーにおすすめです。無料でも利用できるのですが、月の仕分けが15件を超える場合は有料になります。
価格はベーシックプランで月額800円、年額なら8,800円と月額よりもお得です。メールやチャットでのサポートも受けられるので、他のクラウド会計ソフトと比べて安い印象があります。
請求書の発行を効率化するツール
フリーランスはまた、請求書も自分で発行しなければなりません。今は、こうした書類の発行に特化したWEB帳票発行システムもあります。
クラウド請求管理サービス「Misoca(ミソカ)」
数あるテンプレートの中から好きなものを選択し、入力するだけで請求書ができてしまいます。さらには、作成した請求書をそのまま郵送することもできます。請求書作成はできるという人でも、数が多いと印刷して郵送する作業は手間がかかりますから、このようなサービスを利用すると、効率化できて便利です。
月間5通までなら無料で利用できますし、月間15通までなら年額8,000円のプラン15があり、初年度無償のキャンペーンも行われているようです。
Makeleaps
こちらもクラウド上で請求書や納品書、見積書などを作成でき、かわりに郵送してくれるサービスもついています。定期的に発行する請求書などがあれば、予約機能もあるのでタスク管理もできますし、スマホから請求書を発行することもできるなど、忙しいフリーランサーにはうれしいツールです。
まとめ
フリーランスの事務アウトソーシングツールを使いこなそう!
おすすめは会計、契約、帳票発行ツール
フリーランサーで自身が専門とする仕事はできても、事務ができないという声はよく聞きます。しかし、多少お金がかかってもこの部分をアウトソーシングできるなら、怖いものはありません。
もしも「事務は得意中の得意」という方でも、事務にかける時間を考えると本業にその時間を回したいのが本音でしょう。便利なツールを使いこなして、フリーランスのメリットを大いに享受したいですね。
なお、ここで紹介したのは便利なツールのほんの一部です。今後も新たなツールがどんどん出てくると予想されるので、常にアンテナを張ってさらなる効率化を目指しましょう。
また、もしあなたがフリーのITエンジニアで活動されている場合は、PE-BANKも選択肢の一つとしてご検討ください。当社では多彩なサービス、サポートが整っています。具体的には営業代行や事務手続き代行はもちろん、確定申告のサポートまで実施しています。そのため、契約ツールや請求書ツールもご自身で改めて探す必要はありません。煩雑な事務ワークに忙殺されることなく、ITエンジニア本来の仕事に集中できます。